福島県」カテゴリーアーカイブ

福島県南相馬市 同慶寺/中村藩相馬家墓所

中村藩相馬家鎌倉より続く名家で、
鎌倉幕府平泉遠征後に陸奥国に移住し、
約740年間領主として君臨しました。

関ヶ原の戦いの後に佐竹義宣が改易され、
親戚関係の相馬家も改易が決まりますが、
16代相馬義胤続きを読む

福島県石川郡 浅川代官所陣屋跡

寛保元年(1741)、
高田藩久松松平家白河藩へ、
白河藩越前松平家姫路藩へ、
そして姫路藩榊原家高田藩へ、
それぞれ三方領地替えが行われ、
浅川領8万4千石が高田藩領となり、
高田藩の… 続きを読む

福島県東白川郡 塙代官所陣屋跡

塙代官所陸奥国天領5万石を支配し、
その司法、行政を担った代官所で、
享保14年(1730)から、
慶応4年の139年間で、
45人の代官が赴任しています。


子育て地蔵尊(塙代官所跡)」。
現在の塙代官所陣屋跡には、
子育て地蔵尊が祀られており、
子供達の健やかな成長を見守っています。
これは名代官23代寺西重次郎源封元が、… 続きを読む

福島県東白川郡 棚倉城跡

左遷藩このような言葉は江戸時代にはなく、
近代以降の造語であるらしいのですが、
一般的に山形藩棚倉藩の2藩は、
この不名誉な造語で呼ばれます。
左遷とは閑職や低い地位に追いやり、
地方等に飛ばされる事で、
譜代大名が失脚した際、
この2藩に転封される事が多かった為、
そのように呼ばれるようになりました。
確かに藩主家は9家も代わっており、… 続きを読む

福島県白河市 高田藩飛地釜子陣屋跡

高田藩榊原家は領地15万石のうち、
高田の石高は約6万石だったようで、
残りの9万石は飛地の奥州浅川領でした。
この為に藩財政は困窮していましたが、
名君とされる3代藩主榊原政令の時代に、
飛地5万余石の領地替えが行われて、
本領隣接地に移されています。
そうした事から浅川にあった飛地陣屋が、
釜子に移されて釜子陣屋が建てられ、
残った飛地領の支配が為されました。… 続きを読む