綾羅木川の支流砂子多川の畔に、
曲水の宴の碑という碑が建っています。
この曲水とは「ごくすい」と読むようで、
曲水の宴は奈良~平安時代に、
宮中で催された歌会だったようで、
水の流れのある庭園等で、
その流れの畔に宴の出席者が座り、
上流の者が上の句を作って杯にのせて流し、
下流の者が盃が流れてくる前に、… 続きを読む
「長府藩」タグアーカイブ
東京都港区 青山霊園/乃木希典墓所
初の青山霊園でのラストは乃木希典の墓所。
乃木は死後に軍神となって祀られ、
赤坂に乃木神社が建立されており、
※京都、栃木、北海道、山口(下関)にも。
乃木神社近く坂は… 続きを読む
東京都台東区 長安寺/加納芳崖墓所
長安寺は台東区谷中にある臨済宗の寺院。
初めは曹洞宗のお寺でしたが、
後臨済宗の僧要關が再興して転宗しました。
ここに狩野芳崖の墓があります。
「長安寺」。
鶯の名所であったこの地を気に入り、… 続きを読む
下関市豊田町 舜青寺/浮石義民の墓
浮石村は長府藩の筆頭家老である椙杜家領。
宝永5年(1708)の旱魃で被害を受け、
村民は減祖を役人に願い出ますが、
聞き入れられずに困窮に喘いでいました。
その翌年は天候に恵まれて豊作となり、
村民が喜んだのも束の間で、
役人は逆に年貢二割増を命じます。
村民はたまりかねて一揆を計画しますが、
庄屋らがこれをなだめて善後策を検討。
江戸… 続きを読む
下関市長府 狩野芳崖宅跡
近代日本画の父とされる狩野芳崖の旧宅跡が、
田上菊舎宅跡の北側にあります。
「狩野芳崖宅跡」。
旧街道よりひとつ西側の路地。
残念ながら空地となっていますが、
隣には古い家屋が残っています。
芳崖は長府藩の御用絵師狩野晴皐の家に生まれ、
幼少時より画道に励んで才能を発揮し、
江戸へ出て木挽町狩野家… 続きを読む