清水湧水は昭和の名水百選選定の湧水で、
清水寺境内より湧き出しています。
建長元年(1249)に常陸国の僧日用比丘が、
諸国巡歴の途中に浮羽の地に立ち寄り、
木立の中に湧き出る水を発見。
そこに庵を開いたのが清水寺の始まりで、
その湧水を霊水と崇めたとされます。
「本堂」。… 続きを読む
「【史跡訪問】」カテゴリーアーカイブ
福岡県朝倉郡 岩屋神社
岩屋神社は英彦山修験道及び、
宝満山修験道の修行の場とされた地で、
その歴史は紀元前とされています。
宝珠山邑岩屋神社来歴略記によれば、
崇神天皇2年(紀元前96)に岩屋に神が鎮座し、
継体天皇26年(532)に善正法師が彦山に続き、
この地に寺院を開山。
欽明天皇8年(547)に権現岩… 続きを読む
福岡県朝倉郡 岩屋湧水
幕末史には関係ないようですが、
史跡訪問のついでに百名水を巡ると、
意外にも多くの歴史的な逸話に出会えます。
しかしながら今回訪問した百名水は、
トンネル堀削の際に湧き出た水源。
従って歴史的な逸話はありませんが、
こういうのもたまにはあるでしょう。
「岩屋湧水」。
釈迦岳トンネル堀削の際に湧き出た水で、
約1万5000t/日の水量があるとのこと。
主に村民の生活用水に使用される他、
ここで30ℓ100円で汲む事が出来ます。… 続きを読む
宮崎県宮崎市 悟性寺跡/島津久豊墓所
島津宗家8代当主である島津久豊は、
日向伊東家との戦いを繰り広げ、
応永32年(1425)に鹿児島で病没したという。
そして島津家菩提寺福昌寺にて葬儀が行われ、
四十九日から十三回忌までの法要も、
同寺にて行われて墓碑も建立されています。
しかしその遺骸の埋葬地は記載はなく、… 続きを読む
宮崎県宮崎市 安井息軒旧宅
幕末期の儒学の大家安井息軒の旧宅が、
宮崎市清武町に現存しています。
安井家は飫肥藩伊東家に仕えた儒臣で、
息軒は安井滄洲の次男に生まれました。
幼少期に天然痘の疱瘡で片目が潰れ、
醜い容姿となっていましたが、
学問に勤しみ大坂や江戸… 続きを読む
山口県萩市 大屋刑場跡
道の駅[萩往還]の北西側駐車場近くに、
長州藩の大屋刑場がありました。
ご多分に漏れず長州藩の刑場も、
街道脇に設置されていたようで、
旅人に刑の執行を見せる事により、
犯罪を抑止していたようです。
「大屋刑場跡(女体解剖地跡)」。
萩城下から離れた萩往還の竹林。
この場所に刑場が設置されました。… 続きを読む
山口県萩市 周布政之助舊宅地
[入江九一 野村靖誕生地]の向い側に、
周布政之助の旧宅地碑があります。
「周布政之助舊宅地」。
周布政之助の旧宅地のようですが、
萩城下町の古地図を確認すると、
もう少し北側だったようです。
安政5年に周布が政務座役に復帰した際、
この旧宅に居住して城へ通勤し、
数年間ここで居住していたとのこと。
野山獄… 続きを読む