[九州地方]」カテゴリーアーカイブ

福岡県糸島市 深江宿跡

深江宿唐津街道の宿場町。
唐津藩幕府中津藩と支配が移り、
中津藩領となってからは代官所が置かれ、
怡土郡の中津領24村の年貢米2万石が、
集められた後に船で運ばれたようで、
宿場だけでなく物資集積地としても、
賑わいを魅せていたようです。… 続きを読む

佐賀県唐津市 浜崎宿跡

浜崎宿唐津街道の宿場町。
虹の松原の東に位置していますが、
唐津藩領ではなく対馬府中藩領で、
鳥栖の田代代官所がこれを支配し、
出張所として役所が設置されていました。
※役所の場所はよく判りません。


浜玉町浜崎周辺。緑の線が唐津街道で、
青くぼかした辺りが浜崎宿跡。

東側より散策。… 続きを読む

佐賀県唐津市 名護屋城跡②

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つづき。


弾正丸跡」。
二ノ丸の南側に配された弾正丸跡。
名称は浅野長政の官位弾正少弼に由来し、
長政が登城時に詰めた曲輪だったとのこと。


搦手口跡」。
弾正丸は… 続きを読む

佐賀県唐津市 名護屋城跡①

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名護屋城豊臣秀吉朝鮮出兵の際に、
その拠点として築かれた巨大な城。
文禄元年(1592)の開戦から、
秀吉の死で撤退する慶長3年(1598)まで、
大陸侵攻の拠点となりました。
その規模は約17万㎡にも及び、
大坂城に次ぐ規模を誇っており、
周囲に130以上の諸大名の陣屋が構築され、… 続きを読む

佐賀県唐津市 水野忠光墓所

佐賀県立唐津商業高校の南西方向の御岳山に、
水野家唐津藩3代藩主水野忠光の墓があります。
忠光は天保の改革の主導者水野忠邦の父で、
隠居後の文化11年(1814)に江戸で死去。
遺骸は歴代墓所である結城万松寺に埋葬され、
遺言によって唐津に[衣剣]が埋葬されました。… 続きを読む

福岡県久留米市 眞木家家廟

水天宮の北側にあたる長門石橋の西詰に、
眞木家の家廟があります。
同家は代々水天宮の宮司を務めた家系で、
初代は平知盛の孫平右忠とされており、
16代忠左衛門重臣の頃に眞木姓に改称。
眞木和泉保臣は水天宮22代宮司でした。


眞木家家廟」。… 続きを読む

福岡県久留米市 千榮寺/眞木施臣墓所

千榮寺は寺町にある曹洞宗寺院。
慶長15年(1610)に縦寅雲逸禅師が開山し、
寺町成立以前より同地にあったという。


本堂」。
一見すると教会のような本堂は、
ブリヂストン創業者石橋正二郎の寄進により、… 続きを読む