白河宿は奥州街道の27番目の宿場で、
白河小峰城の城下にありました。
奥州街道の狭儀の終点ともされていますが、
これ以北も街道は続いています。
白河市街周辺、緑の線が街道筋で、
青でぼかした辺りが宿場のあった場所。
東側より散策。
「本町」。
白河風土記(1805)によれば、
家数は96軒であったとされ、
その半数が宿屋であったようで、… 続きを読む
「天領」タグアーカイブ
兵庫県朝来市 生野町口銀谷
朝来市生野町にある口銀谷。
日本有数の鉱山生野銀山の鉱山町として栄え、
鉱山と共に発展しました。
時間の関係から生野銀山は訪問出来ず。
せめて鉱山町の街並みを散策しようと、
生野代官所の周辺を歩いてみます。
「生野書院」。
大正期の材木商の邸宅を改修し、
旧家の面影を残す資料館となっています。
古文書や書画等の文化財をはじめ、
銀山関係の資料が展示されているとのこと。… 続きを読む
兵庫県朝来市 生野代官所跡
生野代官所は天領生野にあった代官所で、
但馬国、播磨国、美作国の天領支配の他、
生野銀山の管理を行っていました。
生野銀山は大同2年(807)の開坑とされ、
天文11年(1542)に守護大名山名祐豊により、
本格的な採掘が始められたという。
後に織田信長、… 続きを読む
島根県鹿足郡 天領日原
日原には銅の鉱山があり、
安土桃山時代に開発されたとされ、
銅の鉱床が地表に出ていて、
日の光でキラキラと輝いていたという。
これが日原の地名の由来と云われ、
江戸期には天領となっていました。
「日原の街並み」。
日原に限った事ではありませんが、
山陰… 続きを読む
滋賀県大津市 大津宿跡
大津宿は東海道の53番目の宿場町。
※中山道の69番目の宿場も兼ねます。
東海道五十三次中最大の宿場とされ、
宿場町の他にも琵琶湖水運の港町、
三井寺の門前町という顔も持ち、… 続きを読む
神奈川県横浜市 神奈川宿跡
神奈川宿は東海道の3番目の宿場町。
神奈川湊の傍に併設された町で、
物資の経由地として栄えていました。
神奈川町と青木町の二町からなり、
その境に滝野川が流れています。
JR神奈川駅周辺。緑の線が街道筋で、
青くぼかした辺りが神奈川宿のあった場所。
西側から散策。
「神奈川宿京口跡… 続きを読む
神奈川県川崎市 川崎宿跡
川崎宿は東海道の2番目の宿場町。
宿場の設置当初は住民農民の負担が多く、
問屋場の経営もままならなかったという。
これに名主で本陣も務めた田中休愚は、
六郷の渡しを宿で請け負う許可を取り付け、
住民や近隣の農民の負担を大幅に減らし、
宿の復興と繁栄を齎す基礎を築きました。
川崎駅東口周辺。緑の線が街道筋で、
青くぼかした辺りが宿場のあった場所。
「歌川広重 … 続きを読む