清岩寺は三奈木にある曹洞宗の寺院。
中世山城のあった茶臼山の山麓にあり、
元和年間(1615-1624)に黒田一成が建立し、
三奈木黒田家の菩提寺となりました。
檀家は家臣の子孫が多いという。
「本堂」。
始め下座郡屋形原村に建立され、
後に現在地に移転したようですが、… 続きを読む
「家老家」タグアーカイブ
佐賀県佐賀市 大雲寺/村田家墓所
大雲寺は龍泰寺末寺の曹洞宗寺院。
宝永6年(1709)3代当主村田政辰が、
※当時は村田政種と称していた。
龍造寺政家の菩薩を弔う為に創建し、
龍泰寺14世治節和尚を迎え開山。
以後は村田家当主の菩提寺となりました。
「本堂… 続きを読む
佐賀県佐賀市 久保田宿跡
久保田宿は長崎街道の間宿。
戦国時代に物資の取引が行われた場所で、
正式な宿場ではありませんが、
そのまま商業地として続いていたようです。
佐賀市久保田町周辺。緑の線が街道筋で、
青でぼかした辺りが久保田宿跡。
藩政時代は御親類村田家領でした。
「久保田宿跡」。
現在の国道207号が長崎街道で、
現在は道幅が広くなっていますが、… 続きを読む
佐賀県多久市 東原庠舎跡/多久聖廟
多久家4代多久茂文は領内で教育を振興し、
椎原山山麓に郷校東原庠舎を開設。
後に孔子を祀る聖廟を創建されており、
これが多久聖廟として現存しています。
「孔子の里 多久聖廟」。
郷校東原庠舎の跡地が整備され、
孔子の里 … 続きを読む
佐賀県佐賀市 慶誾寺/多久家墓所
慶誾寺は本庄町鹿子にある曹洞宗の寺院。
元々は鍛冶屋村にあって流長院と称し、
慶長3年(1598)に慶誾尼によって、
現在地に移転しています。
慶誾尼はここに埋葬されており、
これに因んで慶誾寺と改称されました。
「慶誾寺」。
寺宝の白地金字金剛般若波羅密多経は、
山口県の… 続きを読む
佐賀県佐賀市 龍泰寺/村田家墓所
龍泰寺は赤松町にある曹洞宗の寺院。
龍造寺隆信が少弐氏の居館跡に建立し、
寺名には龍造寺安泰の意味があるという。
隆信は自ら縄張りを行っており、
戦の合間に頻繁に参禅に来ていたという。
隆信が沖田畷の戦いで戦死すると、
4世太圭和尚… 続きを読む
佐賀県佐賀市 本行寺/白石鍋島家墓所
初代藩主鍋島勝茂の八男鍋島直弘は、
重臣成富茂安の養子となりますが、
茂安より1000石の分与を受けて独立。
島原の乱への出陣等を経て加増され、
後に鍋島姓に復姓しました。
知行地の白石に屋敷を構えた為、
白石鍋島家と呼ばれるようになり、
後に御親類筆頭となっています。… 続きを読む