宿場町」タグアーカイブ

山口県長門市 三隅宿跡

三隅三隅上三隅中三隅下と、
3つの集落に分かれていましたが、
このうちの三隅中が市宿となっており、
往時は賑わいを魅せていたという。


御国廻御行程記 三隅(一部)」。
三隅八幡宮の門前町でもあったようで、
三隅川の水運も利用出来た為、
物資も集まっていたようです。… 続きを読む

山口県長門市 河原市跡

河原赤間関街道北浦道筋にある集落で、
先大津宰判の勘場に程近く、
街道沿いに市が開かれていました。


御国廻御行程記 河原(一部)」。
街道沿い(地図の下の道)中央左寄りが河原。
周辺は当時から耕地が開けており、
集落が散在していたようです。


河原札場周辺。緑の線が街道筋で、
青い線は勘場や八幡宮常正寺への脇道。… 続きを読む

福岡県鞍手郡 小休所跡

正徳3年(1713) 閏5月10日夜。
薩摩藩士内田忠左衛門海江田次郎兵衛が、
藩の公用荷物を馬2頭に積み、
鹿児島から不眠不休で運んでいました。
夜四ッ時(午後10時頃)に小竹に至り、
小休して更に進んで竹藪の道となると、
暗がりで盗賊5人に襲われます。

盗賊は不意を衝いて内田の続きを読む

福岡県直方市 直方宿跡

福岡藩初代黒田長政の四男黒田高政は、
長政より鞍手郡周辺4万石を与えられ、
東蓮寺藩を立藩しました。
直方はその陣屋町として興った町で、
真言宗の古刹東蓮寺があった事から、
周辺は東蓮寺と呼ばれたようですが、
3代藩主黒田長寛続きを読む

島根県松江市 松江宿跡

松江宿山陰街道の宿場で、
天神川の南側に置かれました。


松江市街南側周辺。緑の線が街道筋で、
青い線は松江城への道。
青でぼかした辺りが松江宿跡。


松江宿跡」。
松江宿の街道筋は国道9号線沿いですが、
往時の面影は皆無です。
強いて言うならば商店が多いのが名残?
松江の武家屋敷は状態良く残されており、… 続きを読む

岡山県岡山市 板倉宿跡

板倉宿西国街道の18番目の宿場町。
岡山城より西側の最初の宿場町で、
南に行けば庭瀬藩の陣屋町、
北に行けば足守藩の陣屋町があり、
交通の要所であると共に、
吉備津神社の参道も繋がって、
大変に賑わった宿場町だったようです。


JR吉備津駅周辺。緑の線が街道筋で、
青い線は吉備津神社参道。
青でぼかした辺りが板倉宿跡。… 続きを読む

岡山県倉敷市 川辺宿跡

川辺宿西国街道の19番目の宿場で、
高梁川の西側に置かれました。
宿場は岡田藩伊東家の領地で、
一時期は宿場内に陣屋が建てられ、
藩の拠点にもなっています。
※陣屋は領内で数度移転しており、
 最終的に岡田陣屋となりました。


真備町川辺周辺。緑の線が街道筋で、
青でぼかした辺りが川辺宿跡。
高梁川には… 続きを読む