宿場町」タグアーカイブ

兵庫県伊丹市 昆陽宿跡

昆陽宿西国街道の宿場町。
昆陽は古くから宿場町だったようで、
元弘の乱(1331)で後醍醐天皇が捕らえられ、
隠岐に配流になる道中に宿泊し、
 命あれば 昆陽の軒端の月も見つ
     またいかならん行末の空

と詠んでいます。
西国街道が整備されると本陣が置かれ、
多くの西国諸大名が宿泊したようで、… 続きを読む

大阪府茨木市 郡山宿跡

郡山宿西国街道の宿場町。
京都から西宮までの山崎道の中間に位置し、
重要な役割を果たしていたようです。
元々は郡山城の城下町だったようですが、
その郡山城については不明な部分が多く、
郡山宿の成り立ちもよくわかりません。


大阪府茨木市郡山周辺。緑の線が街道筋で、
青でぼかした辺りが郡山宿跡。


郡山宿跡続きを読む

三重県桑名市 桑名宿跡

桑名宿東海道の42番目の宿場。
桑名藩の城下町に位置しており、
東隣りの宮宿とは七里の渡しで繋がれ、
伊勢詣の玄関口になっていました。


桑名城周辺。緑の線が東海道で、
青くぼかした辺りが桑名宿跡。


歌川広重 東海道五拾三次之内 桑名」。… 続きを読む

三重県亀山市 関宿跡

関宿東海道の47番目の宿場。
江戸~明治期の町屋が約200軒も現存し、
往時の宿場風情を色濃く残しています。


JR関駅北側周辺。緑の線が東海道で、
青い線が伊勢別街道。
青くぼかした辺りが関宿跡です。

東口から散策。

東の追分」。
関宿は古くからの交通の要衝であり、
古代三関のひとつ鈴鹿関が置かれ、
地名の続きを読む

三重県亀山市 亀山宿跡

亀山宿東海道の46番目の宿場。
伊勢亀山城の城下町でもある為、
宿場は坂道が多く曲がりくねっており、
見通しが悪いのが特徴です。


歌川広重 東海道五十三次之内 亀山(雪晴)」。
雪の積もった坂道を大名行列が上り、
京口門(西側)に向かう様子が描かれています。


亀山市街周辺。緑の線が街道筋で、
青くぼかしている辺りが亀山宿。… 続きを読む

三重県松阪市 松坂宿跡

松坂宿伊勢街道の宿場で、
松坂城の城下町にありました。
蒲生氏郷が整備した松坂城下町は、
楽市楽座の設置等や近江商人の誘致を行い、
積極的な商業の振興を図った為、
氏郷の転封後も商人の町として発展。
伊勢街道を城下に引き寄せた事も相まって、
商人達に多くの富をもたらしました。
特産物の松阪木綿江戸続きを読む

三重県鈴鹿市 石薬師宿跡

石薬師宿東海道の44番目の宿場。
空海が石に刻んだとされる薬師如来が、
本尊として祀られている石薬師寺には、
参勤交代の大名達も道中安全に参拝し、
大きな賑わいをみせた宿場だったという。


鈴鹿市石薬師町周辺。緑の線が東海道で、
青くぼかした辺りが石薬師宿跡。

西口より散策。

石薬師宿跡」。… 続きを読む