本多家」タグアーカイブ

兵庫県宍粟市 大雲寺/山崎藩本多家墓所

山崎藩本多家の菩提寺である大雲寺は、
江戸時代初期に専誉上人が開山した寺院。
郡山新田藩より本多忠英が山崎藩に入封し、
本多家の菩提寺に定められました。


山門」。
現在の山門は弘化2年再建のもの。
費用は千草屋平瀬家の寄進によって賄われ、… 続きを読む

兵庫県宍粟市 山崎陣屋跡

池田輝政の子で徳川家康の外孫池田輝澄は、
宍粟郡3万8000石を与えられ、
播磨国宍粟郡山崎に城郭を建設。
※後に佐用郡3万石が加増される。
築城と共に城下町が整備されましたが、
些細な争いから御家騒動が発展し、
多くの家臣が脱藩するなど混乱を極め、
輝澄は家中不取締によって改易されました。
代わって松平康映が入りますが、… 続きを読む

愛知県岡崎市 岡崎城

岡崎城徳川家康の生誕地。
家康は3歳で実母と生き別れており、
6歳で今川義元の人質となり、
松平広忠は謀反で殺された為、
※諸説アリ。
岡崎城は今川家の支城となっています。
桶狭間の戦いで義元が討たれると、
家康は岡崎城を取り戻して今川家から独立。
後に浜松城に本拠を移すと、
嫡男… 続きを読む

福島県いわき市 泉藩本多家墓所

譜代藩の墓所は東京にあることが多い。
理由は色々とあるのですが、
転封が多いからという理由もあります。
所領に造って飛ばされたら大変ですし、
参勤交代で治世の半分は江戸にいるわけで、
それなら江戸にある方非常に合理的です。
勿論国許に墓所があるケースもあり、、
江戸、国許の両方にある場合もあります。
定府大名は江戸から動かないですし、
藩主は江戸で死去するケースが多く、
実際に遺骸が埋葬されている墓は、
江戸という場合はかなり多いようですね。

さて、今回訪問した泉藩本多家も同様で、
歴代藩主の墓所は墨田区の… 続きを読む

福島県いわき市 泉陣屋跡

泉藩忠以流本多平八郎家が治める譜代藩。
奥州の最も南に位置する2万石の小藩でした。

泉藩の本多家は本多平八郎家主流から遠く、
本多忠勝の長男本多忠政の三男の三男の家柄。
しかしながら賢候が多かったようで、
歴代藩主は幕府の要職を努め、
藩政でも改革や倹約などで成果を挙げました。
幕末の藩主6代本多忠紀も、
寺社奉行若年寄などを務めています。… 続きを読む

三重県桑名市  浄土寺/本多忠勝本廟

桑名城跡の近くに本多忠勝の墓所があります。
幕末には関係ないのですが、
是非とも参拝したいと行ってみました。


浄土寺」。
本多忠勝本廟。さすが人気武将の墓所。
綺麗に整備されています。


西岸寺殿前中書長誉良信大居士」。
本多忠勝の墓。
今更説明もいらないとは思いますが、
徳川家康に仕えた徳川四天王の一人で、… 続きを読む

三重県鈴鹿市 神戸城跡

三重に1週間ほど出張に行きましたので、
仕事終わりに周辺の史跡に訪問しました。

神戸藩本多彦八郎家支流で、
本多忠恒を藩祖とする神戸藩本多家が治め、
知行地は1万5000石ながら、
築城を許された城主大名で、
河内国西代に陣屋を構えていましたが、
次代… 続きを読む