6月16日。夜明け頃。
野営していた浦滋之助配下の秋良政一郎は、
久賀沖に停泊しているはずの幕府艦隊が、
いつの間にかいなくなっているのを発見。
秋良はこれを攻勢の好機と見て、
本陣の西蓮寺… 続きを読む
「第二次長州征伐」タグアーカイブ
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大島戦争(大島口の戦い)②
大島戦争(大島口の戦い)①
山口県防府市 勝坂砲台跡
三田尻が幕府によって攻め落とされた場合、
萩往還を上って山口は目と鼻の先となります。
もちろん三田尻は軍港ですので、
何が何でも死守せねばならない拠点ですが、
それだけに狙われる可能性がありました。
そこで防府と山口の境に砲台を設置し、
防御の勝坂砲台が建設されます。
防府市下右田周辺(勝坂砲台跡の場所)
三田尻から山口に侵攻する為には、
右田ヶ岳… 続きを読む
山口県山口市 山田宇右衛門墓所
山田宇右衛門は正義派政権の政務首座を務め、
桂小五郎と共に幕府に対抗した人物。
吉田大助に山鹿流兵学を学び、
大助の養子吉田松陰の後見役となります。
松陰に多大な影響を与えたともされ、
世界事情に通じた山田亦介も紹介しており、
尊皇攘夷思想は持っていたようですが、
官僚として優秀な人物だったようで、
郡奉行や代官所を勤め藩政に関わり、… 続きを読む
「長州征伐」萩原新生
図書館には新しい本も古い本もあります。
特に閉架書庫には年代物もありますね。
今回の萩原新生著「長州征伐」は、
昭和16年のものでした。
なんと真珠湾攻撃のあった年です。
表紙を開けてみると、
僕の務める会社の取引先の先々代が、
皇紀二千六百年奉祝記念に、
下関図書館に寄贈したものでした。
こういう古書は現代語ではないので、… 続きを読む
福岡県田川郡 金辺峠
金辺峠は小倉と秋月を結ぶ香春街道の要衝で、
小倉軍はここを最後の砦として長州軍に抵抗。
峠には島村志津摩の人徳を慕い、
顕彰碑が建立されています。

島村志津摩之碑の看板が建っていますが、
雑草で埋まりそうになっています。
車では気付かないんじゃないだろうか。

農家などが数件ある旧道を車で進みます。

道の先には旧金辺トンネルがありました。… 続きを読む