①/②/③/④/⑤
「坂本龍馬手帳摘要」は坂本龍馬の日記で、
慶応元年4月25日から、
慶応2年6月28日までのもの。
龍馬の人生の中でも特に面白い時期です。
壬丑の年 慶応元年
4月25日、大坂を発す。
5月朔日、麑府に至る。
※麑府は鹿児島の事。
5月16日、①鹿府を発す。時は午後を過る頃。
※鹿府も鹿児島の事。
鹿児島より4里、②伊集院4里。
③市来港止宿4里、
鹿児島県日置市 伊集院宿跡
鹿児島県いちき串木野市 市来宿跡
④川内宿2里。
鹿児島県薩摩川内市 向田宿跡
※判り辛いですが鹿児島から伊集院、
市来を経て川内(向田宿)に泊まったようです。
17日
川内川があり海辺まで3里ばかりというので、
海船が入れて水深は深いという。
⑤大川泊2里、⑥阿久根宿2里。
鹿児島県阿久根市 阿久根宿跡
18日
野田まで2里半。
この辺りは野田島町で皆地下士である。
⑦泉米津までの間は平原であった。
※出水郷米ノ津の事。
鹿児島県出水市 米ノ津宿跡
水は少ないが物は多し、ハゼの木も多い。
泉米津
右の地下人は直右衛門という者で町役人。
部当という旅人や人馬の世話をする者。
後日野間原泉口番所に至って、
※野間の関の事。
直右衛門に手紙を書いて送れば、
必す早く通行出来る筈である。
5/17~18の行程。
19日、朝に肥後に入る。
泉口米津より乗船した。
※野間の関は通らず海路を使用しています。
以後の太宰府まで行程は不明。
23日、太宰府に至る。渋谷彦助に会う。
※渋谷彦助は太宰府在住の薩摩藩士。
24日、伝法に謁見する。
小田村に会う。
※伝法は三条実美の事。
小田村は小田村素太郎(楫取素彦)の事。
27日、又謁見する。
28日、①太宰府を発す。
2里で②山家宿 止宿に3里。
福岡県筑紫野市 山家宿跡
※山家宿を通り過ぎて冷水峠手前で宿泊か?
29日
3里で③内野、④飯塚に5里。大川がある。
福岡県飯塚市 内野宿跡
福岡県飯塚市 飯塚宿跡
※大川は遠賀川の事でしょう。
2里行って⑤木屋之瀬宿に泊まる。
福岡県北九州市 木屋瀬宿跡
5/28~5/29の行程。
つづく。
①/②/③/④/⑤
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