皇徳寺は白河大工町にある臨済宗の寺院。
平安前期の法相宗寺院勝道寺を前身とし、
平安末期に臨済宗寺院として再興され、
皇徳寺と改称したと伝わります。
「本堂」。
丹羽家の白河藩時代に現在地に移転し、
現在に至るとのことですが、
本堂… 続きを読む
「福島県」カテゴリーアーカイブ
福島県白河市 白河宿跡
白河宿は奥州街道の27番目の宿場で、
白河小峰城の城下にありました。
奥州街道の狭儀の終点ともされていますが、
これ以北も街道は続いています。
白河市街周辺、緑の線が街道筋で、
青でぼかした辺りが宿場のあった場所。
東側より散策。
「本町」。
白河風土記(1805)によれば、
家数は96軒であったとされ、
その半数が宿屋であったようで、… 続きを読む
福島県白河市 白河藩大名家墓所
白河藩は頻繁に藩主家が入れ替わり、
7家の大名が藩主となりました。
その最初の藩主家である丹羽家は、
菩提寺として大隣寺を創建し、
初代藩主丹羽長重を埋葬しています。
後に丹羽家は二本松藩に転封となり、
大隣寺も同じく二本松に移転。
代わって入封した榊原家も、
その跡地に… 続きを読む
福島県伊達市 耕雲寺/下手渡藩立花家墓所
三池藩立花家は柳河藩立花家の支流ですが、
幕府より加増を受けて大名となっており、
宗家の柳河藩立花家の支藩ではありません。
しかしながら三池藩初代藩主立花種次は、
柳河藩初代立花宗茂の甥であり、
その所領は柳河藩と同じく筑後国にあり、
何かと宗家の援助を受けていました。
6代藩主立花種周… 続きを読む
福島県双葉郡 大聖寺/中村藩相馬家墓所
相馬中村藩5代藩主相馬昌胤は、
久保田藩3代佐竹義処の次男を継嗣に迎え、
※後の6代藩主相馬叙胤。
病気を理由に家督を譲って隠居。
隠居所北原御殿を大聖寺裏手に建設し、
約30年間の余生を過ごしました。
中村藩相馬家の歴代墓所は同慶寺ですが、… 続きを読む
福島県南相馬市 同慶寺/中村藩相馬家墓所
中村藩相馬家は鎌倉より続く名家で、
鎌倉幕府の平泉遠征後に陸奥国に移住し、
約740年間領主として君臨しました。
関ヶ原の戦いの後に佐竹義宣が改易され、
親戚関係の相馬家も改易が決まりますが、
16代相馬義胤… 続きを読む
福島県石川郡 浅川代官所陣屋跡
寛保元年(1741)、
高田藩久松松平家が白河藩へ、
白河藩越前松平家が姫路藩へ、
そして姫路藩榊原家が高田藩へ、
それぞれ三方領地替えが行われ、
浅川領8万4000石が高田藩領となり、
高田藩の… 続きを読む