善福寺は藍場川沿いにある臨済宗寺院。
山号の指月山からもわかるように、
始め指月山に創建された寺院でした。
毛利輝元が指月山に居城を築くまで、
指月山には吉見家の居館があり、
指月城の築城に伴い居館は移され、
善福寺も現在地に移転されています。
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「[山口県(下関市除く)]」カテゴリーアーカイブ
山口県萩市 徳隣寺/福原家墓所
徳隣寺は萩市江向にある臨済宗の寺院。
広島の高田郡福原村の楞厳寺が前身で、
安芸福原家11代福原貞俊が、
父福原広俊の菩提所として創建しました。
以後12代福原元俊までの墓所でしたが、
主君毛利輝元の移封に伴い… 続きを読む
山口県山陽小野田市 勘場屋敷
山陽小野田市西高泊に勘場屋敷があります。
高泊開作事業の際に建てられた役宅で、
船木代官楊井三之允が起居したという。
勘場は業務を行う場所ですので、
正確には勘場ではなく代官役宅なのですが、
役宅で業務も行っていたのでしょうし、
他に勘場があった形跡はない。
なので勘場兼役宅が正しいのかもです。
「勘場屋敷… 続きを読む
山口県山陽小野田市 高泊開作五挺唐樋
高泊開作は高泊湾を干拓したもので、
寛文8年(1668)の汐止めによって完成。
400町歩の規模をもつ大規模の開作(干拓)で、
長州藩当職毛利就方(阿川毛利3代)が発起し、
船木代官楊井春勝が工事を監督しました。
※享保19年(1734)時の高泊開作は、
4449石余もあったという。
「高泊開作五挺唐樋」。… 続きを読む
山口県宇部市 毛利謙八墓所
小学校に石碑がある事は珍しい事ではない。
陣屋や城の跡地が少学校となった例もあり、
陣屋跡碑や城跡碑があったりする。
また地元の偉人の顕彰碑も建っているので、
何度も学校を訪問したりしています。
しかしながらお墓が学校にあるというのは、
非常に珍しいのではないでしょうか?… 続きを読む
山口県宇部市 宗隣寺
宗隣寺は宇部市にある臨済宗の寺院。
国の名勝に指定された庭園を持ち、
宇部領主福原家の菩提寺でもあります。
「本堂」。
本堂は平成10年再建。
宝亀8年(777)に唐僧為光和尚により、
普済寺として開山しましたが、
戦国時代… 続きを読む
山口県宇部市 天龍寺/国司家墓所(再訪)
宇部市万倉にある天龍寺に再訪。
このお寺に国司親相の墓がありますが、
既に7年前に訪問済み。
山口県宇部市 天龍寺/国司家墓所
当時は幕末の当主のみを記事としており、
歴代当主には触れませんでしたが、
現在は歴代当主も記事としていますので、
今回再び訪問する事としました。
「本堂」。
七年前と何ら変わらぬ本堂… 続きを読む