水戸藩」タグアーカイブ

福井県小浜市 准藩士屋敷跡

新保宿で降伏した天狗党敦賀に送られ、
首領武田耕雲斎以下353名が斬首となります。
幕末史最大の虐殺であるこの処刑は凄惨を極め、
その血は近くの川を赤く染めたという。
しかし天狗党全てが処刑された訳ではなく、
幼少の者や小者など110名が遠島処分となり、
小浜藩に預けられていましたが、
翌年に遠島から謹慎処分続きを読む

福井県南条郡 木ノ根峠

木ノ芽峠越前国若狭國を隔てる峠で、
険しい道と冬の豪雪から、
北陸道の難所として知られていました。


木ノ芽峠」。
二ツ屋宿跡より車で南下すると、
いつの間にスキー場のような場所に至り、
それでも進んで行くとたどり着きますが、
あまりお勧めはできません。
今庄365スキー場入口からの方が、
比較的楽に行けると思います。


「… 続きを読む

福井県南条郡 二ツ屋宿跡

今庄宿を出た天狗党は北陸道を進み、
その途中にある二ツ屋宿で昼食を取った後、
さらに雪深い街道を進んだという。


南越前町二ツ屋周辺(二ツ屋跡の場所)
今庄杉津線(県道207)の新道から、
南へ延びる脇道に入り、
二ツ屋谷川に沿った森林の中にあります。


二ツ屋宿場跡」。
二ツ屋宿は近江から越前へ入る玄関口で、… 続きを読む

福井県南条郡 今庄宿跡

今庄宿北陸街道の宿場町で、
険しい峠道に向かう旅人はここで備え、
峠道を抜けた者はその疲れを癒しました。
もちろん参院交代でも利用され、
加賀藩福井藩などの北陸の大藩が、
この今庄宿に宿泊しています。


今庄宿」。
国道476号線より旧街道に入ると、
現在も宿場町の風景が色濃く残っています。… 続きを読む

新潟県柏崎市 椎谷陣屋跡

椎谷藩堀直政の四男堀直之を藩祖とし、
次代の堀直景が1万石に加増され、
諸候に列した事に始まります。
直景は苅谷に陣屋を置いて苅谷藩を立藩。
後に子の堀直良が八幡に藩庁を移した後、
更に次代堀直宥が越後国刈羽郡に転封され、
椎谷に陣屋を置いて椎谷藩となりました。… 続きを読む

福井県敦賀市 武田耕雲斎等ゆかりの地

来迎寺境内で行われた処刑は凄惨を極め、
三間四方の穴を5ヶ所掘って、
斬首した死体を放り込み、
土を盛って13基の墓が建てられています。
その血は近くの川を赤く染めたという。

幹部の首級は塩漬けにされた後、
故郷の水戸へ送られており、
3日間水戸城下を引き回された後に、
那珂湊にて晒されて野捨続きを読む

福井県敦賀市 幕府による天狗党の処罰地

相良藩主田沼意尊天狗党と戦い、
何度も天狗党に煮湯を飲まされており、
また関東の惨状も見ています。

田沼は天狗党を厚遇してる事に激怒し、
天狗党が引き渡されると鰊倉に押し込めて、
彼らの衣服を剥いで手枷足枷をはめ、
一日に握飯一つと湯水一杯のみを与えます。

狭い鰊倉に大人数が押し込められて、
魚の腐臭と汚物の臭いが混じる中、
冬の寒さも相まって悲惨な状態でした。

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