戊辰戦争を最後まで戦い、
薩摩藩邸を焼き討ちしたこともあり、
庄内藩では厳しい処分を予想しますが、
予想外に寛大な処置が施されました。
この処置は西郷隆盛の指示であると伝わると、
庄内藩内で西郷の名声が高まります。
明治3年に前藩主酒井忠篤は、
長澤惟和と犬塚盛巍を薩摩に派遣。
2人は藩知事島津忠義… 続きを読む
「西郷隆盛」タグアーカイブ
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熊本県人吉市 永国寺
永国寺は相良家9代当主相良前続が、
実底超真和尚を開山に迎えて創建。
領主相良家により代々保護されました。
幽霊寺として全国的に有名な寺で、
超真和尚が描いた幽霊掛軸が残っており、
毎年8月に幽霊まつりが行われるようです。
「永国寺」。… 続きを読む
西郷隆盛の首級
明治10年9月24日。
鹿児島の城山に立て籠もる西郷軍に対し、
城山を完全に包囲した政府軍は、
総攻撃を開始しました。
3日前の21日には、
西郷軍から西郷の助命の為に、
河村主一郎と山野田一輔が訪ねて来ますが、
征討総督府参軍川村純義… 続きを読む
鹿児島県鹿児島市 鶴丸城跡
福岡県宗像市 五卿西遷之遺跡
長州より九州に入った三条実美ら五卿は、
赤間宿に25日間滞在しています。
福岡藩家老加藤司書が出迎えたのですが、
加藤は帯刀していたようで、
滞在先に御茶屋には竹矢来が組まれており、
※囚人が逃げないようにする柵。
礼節を欠いた行為に五卿らは憤慨し、
薩摩藩に不満の手紙を出しました。… 続きを読む
「黍の花ゆれる」植松三十理
大河西郷どんが現在奄美編ということで、
出張中にタイムリーな小説を読みました。

植松三十里著「黍の花ゆれる」。
愛加那が主人公の話で、
全編が奄美大島で展開されます。
内容は西郷どんの第18回からと同様で、
西郷が奄美に流されたところ開始。
島妻となって子供を設け、
西郷との別れと再開。
子供の成長と西郷の風のうわさ。
子供の将来を願った行動と裏腹な結末… 続きを読む
東京都台東区 上野恩賜公園
東北に出張に行く場合には、
羽田を経由して行く場合が多くあり、
用がなくても東京に行く機会があります。
今年だけでも既に3回。
東京というのは今も昔も大都会で、
何度来ても巨大さに恐縮し、
我が地元との差を感じてしまうもの。
江戸時代より世界一の人口を誇っており、
※諸説あります。
他の地域が勝とうなんて不可能です。
しかしながら東京が巨大であればある程、
郷土への愛… 続きを読む