宿場町」タグアーカイブ

鹿児島県いちき串木野市 串木野宿跡

串木野宿薩摩街道の宿場町。
串木野という不思議な響きの地名には、
冠岳神社の祭神櫛御気命からとか、
葦の繁る沼地アイヌ語からとか、
猪田大明神を招請した際に、
この地で朽木の大木が倒れ道を塞いだので、
仕方なく仮小屋を造って一泊すると、
朝には大木が無くなっていたので、
皆が「不思議よのう続きを読む

鹿児島県薩摩川内市 向田宿跡

向田宿薩摩街道の宿場町。
北側からは川内川を越えて入り、
街道は南側に伸びていました。


薩摩川内市向田本町周辺。
緑の線が薩摩街道で、
青くぼかした辺りが向田宿跡。


渡唐口跡」。
向田宿の北側の入口。
渡唐口は文字通り唐へ渡る入口で、
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鹿児島県阿久根市 阿久根宿跡

阿久根宿薩摩街道の宿場町。
平安時代末期には英祢院と称されたようで、
院司に任命された英祢氏が治めていました。
後の15世紀頃には阿久根に変化したという。


阿久根市本町/浜町/琴平町周辺。
緑の線が薩摩街道で、
青でぼかした辺りが阿久根宿跡。


阿久根宿跡」。
街道筋には面影は皆無で、
古い建物は殆ど見当たりません。… 続きを読む

山口県防府市 浮野宿跡

浮野宿西国街道の半宿。
富海宿宮市宿の中継地として、
人足が用意されていました。


御国廻御行程記 牟礼(一部)」。
浮野宿は四丁五間(約450m)と短く、
そこに45軒の家屋が建っていたという。


防府市江泊町周辺。緑の線が街道筋で、
青でぼかした辺りが浮野宿のあった場所。… 続きを読む

山口県萩市 明木宿跡

明木宿赤間関街道中道筋と、
萩往還の宿場町で、
双方の街道が分岐する交通の要所。
参勤道である萩往還最初の宿場であり、
藩主の休憩所の御客屋が置かれ、
後にこれが御茶屋に昇格しています。


御国廻御行程記 明木」。


明木上市/下市周辺。緑の線が萩往還で、… 続きを読む

佐賀県佐賀市 佐賀宿跡②

/②
つづき。

佐賀宿龍造寺八幡宮から東へ。


佐賀市街東側周辺。緑の線が街道筋で、
青くぼかした辺りが佐賀宿跡(東側)。


佐賀宿全体。


龍造寺八幡宮」。
文治3年(1187)に龍造寺季家が、
鎌倉鶴岡八幡宮の分霊を勧請し、… 続きを読む

佐賀県佐賀市 佐賀宿跡①

①/

佐賀宿長崎街道の宿場。
佐賀城の城下町に置かれましたが、
大名幕使佐賀城を見せるのを嫌い、
街道を北に迂回させている為、
多くの曲がり道のある道となりました。

上記のように曲がり角が多い為に、
佐賀宿は非常に長くなっていましたので、
前半後半に分けた記事とします。


佐賀市街西側周辺。緑の線が街道筋で、… 続きを読む