つづき。
①/②/③
「竺仙院殿前隠州大守法山祖應大居士」。
3代藩主亀井茲親の墓。
2代亀井茲政の五男として生まれ、
永代家老多胡家の養子となっていましたが、
兄らの早世によって世嗣となり、
父の死去に伴い家督を相続しました。
外様大名ながら… 続きを読む
「島根県」カテゴリーアーカイブ
島根県鹿足郡 津和野藩亀井家墓所①
島根県大田市 石見銀山
大森代官所より石見銀山町を歩きます。
「代官所界隈の町並み」。
とても風情のある雰囲気ですが、
それほど観光客は多くない。
穴場スポットかもしれませんね。
※訪問時はコールデンウィーク。
「熊谷家住宅」。
代官所の御用達、掛屋を営む熊谷家の屋敷。
現在は復元されて一般公開されています。
「青山家住宅(郷宿旧田儀屋)」。… 続きを読む
島根県大田市 大森代官所陣屋跡
かつて世界の銀の1/3を産出した日本。
その最大の銀山が石見銀山(大森銀山)で、
当時の世界最大規模の銀山で、
平成19年にユネスコ世界遺産に登録され、
観光客で賑わいをみせています。
この銀山をめぐり大内家、小笠原家、
尼子家、そして毛利が互いに奪い合い、
豊臣家、… 続きを読む
島根県鹿足郡 津和野城跡
津和野城は鎌倉期に霊亀山に築かれた城で、
吉見頼行が三本松城として築城したもの。
後に吉見氏14代の居城となり、
大内義長と陶晴賢に攻められますが、
籠城戦の末にこれを防いでいます。
大内、陶の主力が釘付けとなっている間に、
毛利元就は安芸国… 続きを読む
島根県松江市 月照寺/松江藩松平家墓所
松江藩は出雲国と隠岐国を領有した藩で、
堀尾忠氏が関ヶ原前哨戦の功績を挙げ、
浜松12万石から出雲24万石に加増。
しかし次代堀尾忠晴で無嗣改易となり、
代わって京極忠高が入封してきますが、
こちらも無嗣改易となってしまい、
※後に甥の京極高知が龍野6万石で再興。
代わって結城秀康の三男松平直政が、… 続きを読む
島根県浜田市 観音寺/岸静江墓所
岸静江国治は大村益次郎率いる長州軍に対し、
扇原関所で惟一人で立ちはだかった勇士。
津和野藩との藩境でを守護した岸静江は、
圧倒的兵力で迫る長州軍に対し、
部下を逃がした後で一人で関門を死守します。
そして長州軍の銃撃に倒れました。
この岸の無謀ともいえる行動が、
部下の命と浜田藩の名誉を守り、
敵の長州軍からも称えられ後世に名を残し、
益田市や浜田市では神楽の演目にもなり、
遺品なども大切に保管されています。
墓所は扇原関所跡の近くにあるのですが、
もうひとつ浜田市の… 続きを読む