山口市」カテゴリーアーカイブ

山口県山口市 鋭武隊士今井六郎の墓

小郡から椹野川対岸の元橋という場所に、
東津墓苑という墓地があります。
山の斜面に墓石が並ぶ墓地なのですが、
そこに鋭武隊士の墓がありました。

その墓の主は今井六郎といい、
元々は東津(椹野川の東側)の農民。
諸隊のひとつ鋭武隊に所属して、
戊辰戦争に従軍しています。

明治2年に諸隊が解散・再編されると、
職を失った諸隊士が反乱を起こし、
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山口県山口市 海善寺/玉木彦助墓所

玉木彦助玉木文之進の嗣子で、
吉田松陰の従弟にあたります。
従兄の松陰とは仲が良かったらしく、
元服時に士規七則を松陰に贈られました。
世子毛利元徳の近従を務めるなど、
父や従兄に似て優秀であったようで、
松陰もその将来を期待していたらしい。

元治元年、太田市之進らの御楯隊に入隊。… 続きを読む

山口県山口市 山手招魂場跡

三原屋事件で殺された鈴木八五郎
長谷川勇助須原栄の三名の墓が、
栄山の麓にあるらしいので訪問しましたが、
その近くに山手招魂場の跡がありました。


栄山自然観察の森案内図」。
お目当ての三原屋殉難士墓はすぐそこ。
近くに[禁門の変の墓]と描かれており、
なんだろうと行ってみた次第。… 続きを読む

山口県山口市 三原屋事件史跡②/三原屋事件殉難士墓

/②/

三原屋で殺されたのは小目付鈴木八五郎
中根の従者長谷川勇助須原栄の三名。
三名の事は長く忘れられていましたが、
昭和3年に墓が栄山の麓に建てられました。


小郡郵便局横の道を西に入り少し進むと、
栄山自然観察の森案内図の看板があります。


案内図を見ると三原屋殉難士墓続きを読む

山口県山口市 三原屋事件史跡①/三原屋本陣跡

①//

三原屋事件長州藩攘夷を決行した際、
詰問で下関へ来た幕使中根市之丞一行を、
小郡宿本陣三原屋等で殺害した事件。
朝陽丸が拿捕された事件と合わせて、
朝陽丸事件続きを読む

山口県山口市 洞春寺/井上馨墓所

維新を生き抜いた志士達は政府に出仕し、
殆どが東京に在住していた為、
その墓所は東京という例が多い。

長州藩出身者は地元に墓が無い場合が多く、
木戸孝允伊藤博文山縣有朋山田顕義
野村靖品川弥二郎桂太郎山尾庸三、… 続きを読む

山口県山口市 所郁太郎の墓

山口政事堂からの帰り道、
刺客に襲われて重傷を負った井上聞多は、
最早これまでと実兄井上光遠に介錯を乞う。
そこへ母の房子が止めに入り、
兄に介錯を思い留まらせます。

所郁太郎美濃の醸造屋の子で、
医師の所伊織の養子でした。… 続きを読む