大浦天主堂は元治2年建立の日本最古の教会。
正式名は日本二十六聖殉教者天主堂。
文久2年。
横浜滞在の仏人司祭フューレが長崎に赴任し、
司祭館と外国人用の教会堂の建築を準備。
この年は慶長元年に殉教した日本二十六聖人が、
ローマ教皇ピオ9世により列聖されており、
文久3年にはプティジャン神父も着任し、… 続きを読む
「長崎県」カテゴリーアーカイブ
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長崎県島原市 旧島原藩薬園跡
島原藩4代藩主松平忠誠は、
シーボルトの高弟賀来佐一郎を招き、
藩の医学校済衆館の敷地に、
薬園を整備させ薬草を栽培させました。
しかし手狭で栽培条件が良くなかった為、
弘化3年に飯島義角を薬園主任として、
眉山の麓に大規模な薬園を造らせました。… 続きを読む
長崎県島原市 船津/龍馬上陸の地
元治元年2月。
四国連合艦隊が下関攻撃を決定した為、
外国側と交渉してこれを回避するべく、
幕府より調停役を命じられた勝海舟は、
総勢47名の大所帯で長崎に向かいます。
この一行に坂本龍馬ら勝の門弟も同行し、
龍馬は初めて長崎を訪れる事になりました。
2月14日に一行は翔鶴丸… 続きを読む
長崎県島原市 松陰来訪地と武家屋敷水路
吉田松陰は九州への遊学中、
島原城下に立ち寄っています。
「吉田松陰来訪の地」。
島原藩士宮川度右衛門邸跡。
宮川は種子島流荻野派の砲術師範で、
この辺りは鉄砲町と呼ばれたようですが、… 続きを読む
長崎県島原市 島原城②
長崎県島原市 島原城①
長崎県長崎市 グラバー家墓地
修学旅行でグラバー園に行ってはいますが、
当時はそれが何なのか関心も興味も無く、
花のある庭園を持つ洋館の印象のみで、
それが武器商人宅とは知りませんでした。
スコットランド人のトーマス・グラバーは、
シャーディン・マセソン商会の勤務を経て、
同社の代理店を設立します。
これが貿易会社グラバー商会… 続きを読む