[山口県(下関市除く)]」カテゴリーアーカイブ

山口県岩国市 吉田松陰詩碑

安政6年5月。
吉田松陰幕府の召喚で江戸へ護送され、
取り調べの後に伝馬町で斬首されました。
その護送の途中の藩境で、
防長二国との決別を歌を詠んでいます。


吉田松陰歌碑」「旧山陽道跡」説明板。
周防と安芸を隔てる小瀬川続きを読む

山口県柳井市 柳井の白壁

柳井といえば有名な「白壁の町並み」。
岩国領のお納戸と呼ばれて栄えた町で、
各地の産物を満載した大八車が、
町中を往来してにぎわっていたようです。

柳井は甘露醤油が有名なようで、
天明年間に高田伝兵衛が創製した醤油を、
岩国領主に献上したところ、
甘露甘露」と賞賛されたのが由来で、… 続きを読む

山口県柳井市 妙円寺/月性関連史跡

[げっしょう]の名を持つ勤皇僧が、
幕末期に二人いました。
一人は清水寺成就院の住職で、
西郷隆盛と入水自殺した尊攘派の僧月照
もう一人が海防僧と呼ばれた月性でした。

月性は妙円寺続きを読む

山口県熊毛郡 麻郷護国神社

山口県内には多くの招魂社がありますが、
その創設は諸隊だったり領主だったりと、
それぞれが独自で創建されています。
これらの事実を知らぬ左翼的な人々は、
後の靖国神社に繋がる招魂社(護国神社)を、
政府主導の政策であるという。… 続きを読む

山口県光市 伊藤博文記念公園

伊藤博文は熊毛郡の百姓林十蔵の長男で、
出稼ぎで萩に住む父に呼ばれて萩に移住。
その父が中間水井武兵衛の養子となり、
武兵衛が足軽伊藤家の養子となった為、
十蔵、利助(博文の幼名)も足軽となります。
百姓として生まれ、父が中間に養子に入り、
養祖父が足軽に養子に入るという展開。
百姓から頂点へのサクセスストーリーは、
戦国時代の豊臣秀吉と同じですが、… 続きを読む

山口県山口市 野坂御番所跡

各藩の領地の境界には口留番所が設けられ、
領内出入や物資の取締が行われていました。
ご禁制の品を取り締まったり、
人や物の通行税を徴収しましたが、
各地の番所によってその厳しさは様々。
例えば仲の悪い藩同士であれば、
その取締りは厳しくもなるでしょうし、
反対に殆どスルーというものもありました。

通行には通行手形が必要でしたが、
伊勢参り等の寺社参拝では、… 続きを読む