怪談」タグアーカイブ

化け狸

仕事で地方の田舎道を夜走る事が多い。
これは特に東北で多いのですが、
田畑や森を車で走るとタヌキがよく横切り、
危うく轢きそうになるケースがあります。
多分ヘッドライトに驚いて、
車道に飛び出すようなのですが、
わざわざ轢かれに出て来るので、
運転している我々も用心が必要。
50km程度で走行した場合には、
体感では車の少し前に出て来るようです。
ですが少し速度の速い車がいると、
飛び出した際に轢かれてしまい、… 続きを読む

アマビヱ

今年はCOVID-19の大流行に終始しました。
そんな中でアマビエという妖怪が、
疫病退散にご利益があるということで、
SNSを中心としてブームとなり、
現在は厚生労働省まで使用している。
はて?子供の頃に読んだ妖怪辞典に、
そんな妖怪いたかなぁ???
いたのかもしれませんが記憶に無い。… 続きを読む

熊本県人吉市 永国寺

永国寺相良家9代当主相良前続が、
実底超真和尚を開山に迎えて創建。
領主相良家により代々保護されました。
幽霊寺として全国的に有名な寺で、
超真和尚が描いた幽霊掛軸が残っており、
毎年8月に幽霊まつりが行われるようです。


永国寺」。… 続きを読む

長崎県大村市 斎藤道場跡

玖島城下の武家屋敷通りのひとつ、
上小路斎藤道場跡があります。


斎藤道場(微神堂)」。
大村藩に招かれた剣術指南役斎藤歓之助は、
道場を開いて「微神堂」と名付けました。
藩が神道無念流続きを読む

下関市豊北町 土井ヶ浜の鬼の松

夏になると海水浴客でにぎわう土井ヶ浜
美しい白い砂浜が有名で、
わざわざ他県からも泳ぎに来るほどです。

元寇では蒙古の大軍が押し寄せており、
所々で色々な伝承があったりしますが、
蒙古兵を埋葬したとされる場所もあり、
塚印に3本の松が植えられたという。
その3本のうち1本は枯れてしまい、
2本が残っていたようですが、
枯れたその松の枝を焚くと、
火粉が散り大風になる言い伝えがあり、
残った2本の松は「… 続きを読む

民話「あかずの扉」

下関の民話に「あかずの扉」という怪談?が、
伝えられています。
話が幕末のようなのでご紹介。

明治になるちょっと前の事、
天然痘が大流行した年がありました。
長府
逢坂の坂口、向かって右手の角屋敷に、
松田という三百石取の侍が住んでいましたが、
松田の家でも唯一人の男の子と、

その家に奉公する中間の子どもとが、
同時に天然痘にかかりました。続きを読む