片島宿は正條宿と有年宿の間の宿場町。
龍野藩に管理されていたこの宿場には、
約80軒程の旅籠や茶屋等が、
街道沿いに立ち並んでいたという。
揖保川町原周辺。緑の線が西国街道。
青でぼかした辺りが片島宿跡。… 続きを読む
「西国街道」タグアーカイブ
山口県山口市 小郡宿跡
小郡宿は古くからの山陽道の宿場町で、
山陰道との追分でもあった為、
交通の要所として長州藩から重視され、
宰判勘場も置かれていました。
「御国廻御行程記 小郡」。
左右に続く道が西国街道で、
上へ至る道が山陰道(山口往還)です。
新山口駅北側周辺。緑の線が西国街道。… 続きを読む
山口県宇部市 船木宿跡
宰判勘場跡より南西にある交差点へ。
東西に延びる道が旧山陽道の街道。
宇部市船木周辺。緑の線が街道筋で、
青でぼかした辺りが宿場町。
「船木の街並み」。
街道の宿場町の雰囲気が残る街並み。
切妻造平入および妻入の建物が混在し、
屋根瓦は茶色と黒色が入り混じっています。
「旅人荷付場跡」。
標柱と説明板が設置されています。
船木は山陽道の宿場町として栄え、… 続きを読む
山口県宇部市 船木宰判勘場跡/御茶屋跡
長州藩は直轄地を宰判という行政区に分け、
代官を置いて行政にあたらせていました。
宰判には勘場と呼ばれた役所が設けられ、
租税徴収、治安維持、裁判等が、
行われています。
初期の宰判は厚東郡吉見に置かれましたが、
御茶屋の移設に伴い宰判も船木に移動し、
宰判勘場と御茶屋が併設されました。… 続きを読む
山口県山口市 小郡宰判勘場跡/御茶屋跡
長州藩は直轄地を宰判という行政区に分け、
代官を置いて行政にあたらせていました。
宰判には勘場と呼ばれた役所が設けられ、
租税徴収、治安維持、裁判等が、
行われています。
「小郡宰判勘場跡/御茶屋跡」。
小郡宰判勘場には御茶屋が併設され、… 続きを読む
下関市阿弥陀寺町 本陣伊藤邸跡
今更ながら本陣伊藤家の記事。
伊藤家は鎌倉時代よりの名家の家柄で、
室町時代、江戸時代には町の大年寄を務め、
町代官も務める指導的立場であったという。
参勤交代で訪れる諸大名の本陣も務め、
※伊藤家は東本陣で、… 続きを読む
下関市唐戸周辺 赤間関宿跡
赤間関宿は山陽道(西国街道)の終点。
本州の西端に位置しており、
九州への玄関口にもなっています。
宿場の顔以外にも北前船の寄港地でもあり、
上方と北国を繋ぐ中継地点であった為、
大変な賑わいであったという。
「御国廻御行程記 赤間関」。
宿場は阿弥陀寺… 続きを読む