藩主家墓所」タグアーカイブ

福岡県柳川市 福厳寺/柳河藩立花家墓所①

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福厳寺柳河藩立花家の菩提寺。
大友宗麟の宿老であった戸次鑑連が、
継母の養孝院を糟屋の梅岳寺に葬り、
寺名を養孝院したのが創建とされ、
立花家が柳河へ転封された際に、
現在地に移って梅岳寺に改められます。

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佐賀県佐賀市 高傳寺/佐賀藩鍋島家墓所②

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つづき。


乗輪院殿全機良運大居士(中央)」。
2代藩主鍋島光茂の墓と、
正室虎姫及び継室甘姫の墓。
初代鍋島勝茂の四男鍋島忠直の長男で、
祖父勝茂の死去に伴い家督を相続。… 続きを読む

佐賀県佐賀市 高傳寺/佐賀藩鍋島家墓所①

①/

高傳寺龍造寺家家臣鍋島清房が創建し、
鍋島家の菩提寺となった曹洞宗の寺院。


本堂」。
本堂は明治34年再建とのことで、
それ程古いものではありませんが、
かなり大きなものです。
ここには日本最大という大涅槃図があり、… 続きを読む

佐賀県小城市 玉毫寺/小城藩鍋島家墓所

玉毫寺小城藩3代鍋島元武の菩提寺で、
その死後に創建された黄檗宗の寺院ですが、
開山は本人の元武となっています。
元武は2代鍋島直能の次男として生まれ、
嗣子に指名されていましたが、
17歳で疱瘡を患って顔にあばたが残り、
人前に出るのを恥じるようになりました。… 続きを読む

長崎県大村市 本経寺/大村藩大村家墓所②

/②

つづき。


寛長院殿前筑刕太守徳山日廣大居士」。
5代藩主(17代当主)大村純伊の墓。
4代大村純長の次男として生まれ、
父の死去に伴い家督を相続。
治世では凶作や捕鯨の不振が重なり、
藩財政が逼迫していた為、
新田開発や年貢の増徴を行ったり、
家臣団をリストラしたりしていますが、
幕府普請などで好転することはなく、… 続きを読む

長崎県大村市 本経寺/大村藩大村家墓所①

①/

大村藩の初代藩主である大村喜前は、
熱心なキリシタン大名でしたが、
幕府の方針に従い家名存続の為に棄教し、
加藤清正の勧めで日蓮宗に改宗しています。
本経寺は大村家の菩提寺として建立され、
歴代藩主および一族の墓所となりました。


本堂」。… 続きを読む

長崎県平戸市 正宗寺/松浦隆信墓所 


平戸藩3代藩主松浦隆信は、
2代松浦久信と正室そのの長男に生まれ、
父が早逝した為に12歳で跡を継ぎます。
母のそのは熱心なキリシタンで、
隆信は幼少期に洗礼を受けていましたが、
幕府による禁教令で棄教し、
領内でキリシタンの弾圧を行いました。… 続きを読む