大森代官所より石見銀山町を歩きます。
「代官所界隈の町並み」。
とても風情のある雰囲気ですが、
それほど観光客は多くない。
穴場スポットかもしれませんね。
※訪問時はコールデンウィーク。
「熊谷家住宅」。
代官所の御用達、掛屋を営む熊谷家の屋敷。
現在は復元されて一般公開されています。
「青山家住宅(郷宿旧田儀屋)」。… 続きを読む
「[中国地方(山口県除く)]」カテゴリーアーカイブ
島根県大田市 大森代官所陣屋跡
かつて世界の銀の1/3を産出した日本。
その最大の銀山が石見銀山(大森銀山)で、
当時の世界最大規模の銀山で、
平成19年にユネスコ世界遺産に登録され、
観光客で賑わいをみせています。
この銀山をめぐり大内家、小笠原家、
尼子家、そして毛利が互いに奪い合い、
豊臣家、… 続きを読む
島根県鹿足郡 津和野城跡
津和野城は鎌倉期に霊亀山に築かれた城で、
吉見頼行が三本松城として築城したもの。
後に吉見氏14代の居城となり、
大内義長と陶晴賢に攻められますが、
籠城戦の末にこれを防いでいます。
大内、陶の主力が釘付けとなっている間に、
毛利元就は安芸国… 続きを読む
島根県松江市 月照寺/松江藩松平家墓所
松江藩は出雲国と隠岐国を領有した藩で、
堀尾忠氏が関ヶ原前哨戦の功績を挙げ、
浜松12万石から出雲24万石に加増。
しかし次代堀尾忠晴で無嗣改易となり、
代わって京極忠高が入封してきますが、
こちらも無嗣改易となってしまい、
※後に甥の京極高知が龍野6万石で再興。
代わって結城秀康の三男松平直政が、… 続きを読む
島根県浜田市 観音寺/岸静江墓所
岸静江国治は大村益次郎率いる長州軍に対し、
扇原関所で惟一人で立ちはだかった勇士。
津和野藩との藩境でを守護した岸静江は、
圧倒的兵力で迫る長州軍に対し、
部下を逃がした後で一人で関門を死守します。
そして長州軍の銃撃に倒れました。
この岸の無謀ともいえる行動が、
部下の命と浜田藩の名誉を守り、
敵の長州軍からも称えられ後世に名を残し、
益田市や浜田市では神楽の演目にもなり、
遺品なども大切に保管されています。
墓所は扇原関所跡の近くにあるのですが、
もうひとつ浜田市の… 続きを読む
島根県邑智郡 お蓮勘兵衛悲恋の墓
安政4年。
日米和親条約を修補する下田条約が結ばれ、
安政の改革を主導した阿部正弘が死去し、
幕府が将軍継嗣問題でゆれています。
そんな安政4年に浜田藩領内で、
ひとつの悲恋劇がありました。
浜田藩の同心某… 続きを読む
広島県三次市 高杉城跡
司馬馬遼太郎は世に棲む日日において、
「高杉晋作のルーツは、
備後国三谿郡の「高杉城」である」
としています。
事実、高杉家が藩に提出している文書も、
初代高杉小四郎春時の生国を、
備後国三谿郡高杉邑としており、
父は武田某となっておます。
これとは別に「高杉城」の城主は祝… 続きを読む