長崎県」カテゴリーアーカイブ

長崎県大村市 大村護國神社

大村藩4代藩主大村純長は、
徳川家歴代将軍を祀る神社として、
円融寺という天台宗の寺院を創建。
この寺が幕末に廃寺となって、
戊辰戦争戦没者を祀る招魂社が建てられ、
後に大村護國神社と改めました。… 続きを読む

長崎県諫早市 天祐寺/諫早家墓所

天祐寺は諫早市にある曹洞宗の寺院。
行基がこの地に渡来して創建したとされ、
永正~大永年間に(1504-1528)頃に、
当時の諫早領主西郷石見守尚善が、
春岡揚富を肥前の保福寺より招き、
自ら中興開基として天祐寺と称しました。
後に西郷家は竜造寺家に亡ぼされますが、
諫早家の菩提所と定められて隆盛し、
現在に至っています。… 続きを読む

長崎県長崎市 大浦慶居宅跡

油屋町大浦慶の居宅跡の碑があります。


大浦けい居宅跡」。
老舗の油商大浦屋の跡地。
慶は当主大浦太平次の娘に生まれますが、
油商は不振で屋台が傾いていました。
慶は新しく茶の輸出を思いつき、
蘭通詞品川藤十郎の協力を得て、… 続きを読む

長崎県長崎市 丸山花街跡

丸山花街は寛永19年(1642)に、
長崎市中の遊女屋が集められて始まり、
昭和31年に売春防止法が公布されるまで、
遊郭街として栄えた場所。


長崎丸山華街之跡」。
丸山花街があった事を示す標柱と説明板。
ここは花街の東端に位置する場所で、
背後の石垣は遊郭街を囲むものの名残。


「… 続きを読む

長崎県南島原市 大江湊

原城跡の南側にある大江漁港
ワカメ養殖の盛んな小さな港ですが、
江戸時代には漁業の他に、
熊本等に船を出していたようです。


大江漁港」。
田町川河口に築港された漁港。
石垣の堤防も残っていますが、
いつの時代のものかわかりません。

嘉永3年に吉田松陰は… 続きを読む

長崎県南島原市 原城跡

吉田松陰九州遊学の際、
原城跡を訪問しています。
原城は島原の乱の籠城戦が行われた城で、
両軍で4万の死者を出す激戦が行われ、
一揆勢の皆殺しで終結した戦いでした。
山鹿流兵学師範であった松陰は、
古戦場を見学する事で、
自らの兵学の糧にしたのでしょう。

島原天草の乱は江戸時代初期の反乱で、
キリシタン弾圧に起因した一揆で、
幕末以前で最後の本格的な内戦でした。
島原藩主松倉勝家続きを読む

長崎県島原市 本光寺/島原藩松平家墓所

本光寺島原藩深溝松平家の領内菩提寺。
初代当主松平忠定は深溝に本光寺を創建し、
深溝松平家の菩提寺としましたが、
転封によって所領は数度変わっており、
歴代藩主の遺骸は所領や江戸から運ばれ、
深溝に本光寺に埋葬されました。

深溝松平家が島原藩に移封後、
初代藩主松平忠房が生母の菩提を弔う為、
当地にあった禅林寺を… 続きを読む