矢上宿は長崎街道と島原街道の追分にあり、
佐賀藩家老諌早家の知行地で、
幕府領との境界に接していました。
※長崎代官所支配地。
長崎市八神町周辺。緑の線が長崎街道で、
青い線が島原街道北目道。
青でぼかした辺りが矢上宿跡。… 続きを読む
「長崎県」カテゴリーアーカイブ
長崎県長崎市 日見宿跡
日見宿は長崎街道最後の宿場で、
街道最後で最大の難所日見峠の手前にあり、
旅人は日見宿で一息ついた後、
日見峠を越えて長崎へ入ったとされます。
その手前の矢上宿との距離は僅か2kmで、
宿泊する旅人は少なかったようですが、
峠越えの為に準備を整えたり、
峠越えを終えて休憩したようです。
長崎市宿町周辺。緑の線が街道筋で、
青でぼかした辺りが日見宿跡。
南西側より散策。
「日見宿跡… 続きを読む
長崎県長崎市 山王神社
最後にもう一つだけ原爆遺構へ。
山王神社の一本柱鳥居を見にいきました。
「一本柱鳥居」。
山王神社の二の鳥居であり、
原爆で片方の柱が吹き飛ばされており、
今も一本柱で建っています。
山王神社には4基の鳥居があったようで、
一の鳥居は無傷であったものの、
爆風で四の鳥居… 続きを読む
長崎県長崎市 浦上天主堂
浦上は長崎の北にあった小さな農村でしたが、
キリスト教伝来より住民に信徒が多く、
その為に禁教後も信仰を捨てきれない住民は、
隠れキリシタンとなってその教えを守り、
密かに信仰を代々伝えていました。
幕末における長崎開港に伴い、
外国人居住区が東山手、南山手… 続きを読む
長崎県長崎市 桜町牢跡
天領である長崎に置かれた牢獄は、
古くは桜馬場や南馬町にあったとされますが、
元和6年(1620)にキリシタン教会跡地に移転。
敷地を練塀で囲んで獄舎が建てられ、
拷問所、吟味所、牢番長屋等が付属したという。
「長崎市役所別館(桜町牢跡)」。
桜町牢… 続きを読む
長崎県長崎市 本蓮寺
天正19年(1591)に葡国人船長の寄附により、
長崎に日本初のハンセン病病院が建設。
聖ラザロ病院と名付けられ、
聖ジョアン・バウチスタ教会が併設ましたが、
徳川幕府の禁教令によってこれらは破却され、
その跡地に日恵が本蓮寺を創建します。
日恵は加藤清正より拝領した兜をかぶり、… 続きを読む
長崎県諫早市 永昌宿跡
永昌宿は長崎街道と多良街道の追分で、
佐賀藩の代官所が置かれていました。
JR諫早駅周辺。緑の線が長崎街道で、
青い線は多良街道。
青でぼかした辺りが宿場跡です。
「岩茶屋跡」。
街道沿いにあった茶屋の跡で、
大村から永昌に入る途中にあり、… 続きを読む