幕末維新関連の書籍」カテゴリーアーカイブ

「明治維新という過ち」原田伊織

今更ながら、
明治維新という過ちをしっかり読んだ。


この本の批判は多いのですが、
意外に賞賛している人もいる。
政治がらみの評論家やブロガーからですが、
敵を倒すにはどんな手でも使う。
吐き気がしますね。

この本には、
~日本を滅ぼした吉田松陰と長州テロリスト~
というサブタイトルが付けられています。
テロ=悪の前提で書かれているこの本は、
作者の大先輩で尊敬する司馬遼太郎がいう、
桜田門外の変だけは、続きを読む

「彰義隊」吉村昭

久々に小説を読もうと図書館に行きました。
予備知識も無しに彰義隊というタイトルで決定。
彰義隊については知らない事が多いので、
入門編として小説から入ろうという思惑です。

吉村昭という作家の作品は初めてですが、
大沢たかお主演映画桜田門外ノ変の原作者で、
ちょっと期待して読み始めました。

・・・・が、読んでみてびっくり!!
彰義隊の小説ではなかった・・・・。


彰義隊」吉村昭… 続きを読む

「ちるらん」晋作がGODだった・・・

ちるらん 新撰組鎮魂歌」を読んだ。
といっても、14~18巻のみ。
宿泊先にある漫画本を寝る前に読んだだけ。
全部読んでたら仕事に支障が出るので・・。

土方歳三が主人公の新撰組マンガですが、
気にはなりつつ機会が無かった為、
今回読んだのが初です。
物語は少年マンガらしく展開し、
隊士達が超人的な技を駆使して戦うお話。
こんな説明ではファンは怒るでしょうが、
史実にも則りながら創作を加えた語で、
なかなか面白い作品だと思います。

この「ちるらん」に高杉晋作続きを読む

「その男」池波正太郎

映画「狼よ落日を斬れ」について、
以前の記事で触れていましたが、
※記事はこちら
池波正太郎の「その男」はその原作です。

架空の人物杉虎之助を主人公とし
、実在する志士らと絡ませた物語で、
虎之助は旗本の嫡男ながら継母に虐げられ、
それを苦に身投げしますが、
旅の剣士池本茂兵衛続きを読む

「兵馬の旗」かわぐちかいじ

かわぐちかいじといえば、
沈黙の艦隊」や「ジパング」など、
ミリタリー漫画の作者かと思いきや、
意外と色々な作品かあるようです。
特に歴史モノも多く出しているようで、
現在も源平を描いた作品を連載中。

そのかわぐちかいじが、
戊辰戦争を描いた作品が「兵馬の旗」。

主人公は架空の人物… 続きを読む

「幕末紅蓮隊」本宮ひろ志

本宮ひろ志の漫画は個人的イメージとして、
うおおおおお!」って叫んでるって感じ。
※ファンの方ごめんなさい。
たまたまなのかも知れませんが、
読んだ漫画は強引に終了したものが多く、
読むんじゃなかったと後悔する。
それだけに手に取らなかった漫画家の一人。

なんだか最近は出張で宿が無く、
ネットカフェ泊まりというパターンが多く、
漫画を読む機会が増えています。
幕末モノを探していて、
この幕末紅蓮隊を手に取りました。
4巻完結というのが時間的に手頃です。… 続きを読む

「少年行」南条範夫

小学校5~6年の頃だったか・・・。
当時は聖闘士聖矢が流行っていて、
少年ジャンプアニメを視ていたのですが、
ある日書店に行くと、
見慣れぬ本が売られていました。
聖闘士聖矢の単行本とは明らかに違うのに、
表紙は聖闘士聖矢に登場する黄金聖闘士が、
車田正美ではない絵で描かれていました。
タイトルは忘れましたが、
聖闘士聖矢千夜一夜」みたいな感じ?… 続きを読む