安国寺は浜田市にある臨済宗の寺院。
和銅年間(709-715)に福園寺として創建し、
永久年間(1113-18)に天台宗寺院として再興。
その後に火災等で荒廃しましたが、
益田兼長の未亡人である阿忍が、
※兼長は益田家6代益田兼時の長子ですが、… 続きを読む
「島根県」カテゴリーアーカイブ
島根県浜田市 浜田宿跡
浜田宿は山陰街道の宿場町で、
浜田城の城下南側に置かれました。
浜田市街南部周辺。緑の線が街道筋で、
青くぼかした辺りが浜田宿跡。
本来は西側の入口である青口番所跡より、
スタートするべきなのですが、
それ程見るべき場所もありませんので、
国道9号線の京町交差点より、
東に向かって歩いてみます。
「桧物屋町… 続きを読む
島根県浜田市 外ノ浦
松原湾の奥部にある外ノ浦は、
北前船の西廻航路の寄港地として栄え、
風待ちや交易の為に多くの船が入港し、
多くの廻船問屋が軒を連ねていたという。
「外ノ浦」。
現在はのどかな漁村といった感じですが、
良港であったのはよくわかります。
この静かな港に多くの船が行き来し、
浜田藩の経済を支えていたのでしょう。… 続きを読む
島根県浜田市 妙智寺/松平武揚墓所
浜田藩越智松平家の藩主の中で、
唯一領内で死去した2代藩主松平武揚。
彼の墓所が妙智寺にあります。
「本堂」。
妙智寺は殿町にある日蓮宗の寺院。
詳しい由緒はわかりませんが、
初代藩主松平斉厚により、
藩主家の菩提寺に定められました。
越智松平家の江戸菩提寺は日暮里の… 続きを読む
島根県浜田市 松平周防守家墓所
浜田藩の幕末期の藩主家は、
越智松平家が務めましたが、
その前は松井松平家であった為、
松平家が続いて非常に紛らわしい。
今回訪問した松平周防守家墓所は、
松井松平家(周防守家)のもので、
幕末期は川越藩の藩主となった家。
松井松平家は浜田藩の藩主を178年間務め、
深く浜田に関わっていた藩主家でしたが、
竹島事件により棚倉藩… 続きを読む
島根県安来市 広瀬陣屋跡
広瀬藩は松江藩の支藩。
松江藩初代松平直政の次男松平近栄が、
父の死去の際に3万石を分与され立藩。
最初は蔵米支給であったようですが、
後に所領が広瀬周辺に定められて、
広瀬陣屋が建設されています。
「広瀬陣屋跡」。
安来市地域包括支援センター… 続きを読む
島根県安来市 城安寺/松平直諒墓所
城安寺は安来市広瀬町にある臨済宗寺院。
鎌倉末期に古愚和尚が開いたようですが、
戦国時代の兵火によって衰退しています。
慶長5年(1600)に領主となった堀尾吉晴は、
春龍和尚を招いて城安寺を再興させ、
堀尾家の菩提寺としていますが、
その後の慶長16年(1611)に、
3代堀尾吉晴が… 続きを読む