妙頂寺は中区十日市町にある日蓮宗寺院。
天文20年(1551)頃に現在の安芸高田市から、
現在地に移転している事から、
毛利家の庇護を受けていた模様。
原爆の爆心地から550mの距離にあり、
伽羅は破壊されてしまったようで、
その後に再建されて現在に至っています。
「本堂」。
鉄筋RC造の本堂。
原爆投下の翌日には妙頂寺の… 続きを読む
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広島県福山市 明王院
明王院は真言宗大覚寺派の寺院で、
開基は弘法大師空海とされています。
芦田川に面した愛宕山の麓にあり、
空海が愛宕山中腹に草庵に観音を安置し、
これが後に明王院となっていますが、
ここには常福寺という律宗寺院があり、
これを合併して明王院となったとのこと。
「明王院」。
隣の… 続きを読む
広島県福山市 草戸稲荷神社
草戸稲荷神社は草戸町に鎮座する稲荷神社。
日本7大稲荷、5大稲荷など、
その名が挙がる有名な稲荷社で、
初詣には約40万人が参詣に訪れるとのこと。
大同2年(807)に明王院が創建された際、
開基の空海が同寺の鎮守に祀ったもの。
中洲に鎮座していた為に度々流失しますが、
福山藩水野家が再建しており、
承応4年(1655)に現在地に遷座されました。… 続きを読む
広島県福山市 吉備津神社
吉備津神社は備後国一宮。
吉備国が備前国、備中国、備後国に分割され、
吉備国一宮であった吉備津神社(岡山市)より、
備前国、備後国にそれぞれ勧請。
備後国に吉備津神社が創建されました。
※備前国一宮は吉備津彦神社。
吉備国を治めた大吉備津彦命… 続きを読む
広島県福山市 素盞嗚神社
素盞嗚神社は備後国一宮を称する神社。
一宮を称する根拠は不明ですが、
延喜式神名帳の記載によるともされます。
天武天皇年間(673-686)の創建とされており、
素盞嗚尊が主祭神として祀られましたが、
後に神仏習合で牛頭天王に祭神が変化。
真言宗系の天王寺が… 続きを読む
広島県福山市 福山城(再訪)
福山城に再訪。
前回訪問時は補修工事だったので、
天守は養生幕に覆われていましたが、
令和4年に工事は完了しています。
そこで福山城へ再訪しようと思いましたが、
行ける時間が夕方以降であった為、
どうせならライトアップされた夜に行き、
前回と趣向を変えた方が良いかも?と、
暗くなってから訪問する事としました。
「東側登城口」。… 続きを読む
岡山県真庭市 椎ノ木御殿
明治2年の版籍奉還により、
勝山城の土地建物は国有化された為、
知藩事三浦顕次は旭川上流の台地に、
居館を建設して移り住みました。
「椎ノ木御殿」。
門前に椎の巨木があった為に、
椎ノ木御殿と通称されています。
その椎の木は現存してたようですが、… 続きを読む