滋賀県」カテゴリーアーカイブ

滋賀県大津市 衣川宿跡

衣川宿西近江路の宿場町。
起点の大津宿から出て最初宿場でした。


大津市堅田及び衣川周辺。緑の線が西近江路で、
青くぼかした辺りが衣川宿だった辺り。


衣川宿跡」。
衣川宿跡は県道558号沿い。
主要道路の為か面影は殆ど無し。
地名的には道路西側が衣川で東側が堅田。
衣川となっていますがそのような川はなく、
北を流れる天神川続きを読む

滋賀県高島市 興聖寺/朽木家墓所

興聖寺は朽木岩瀬にある曹洞宗寺院。
曹洞宗開祖道元越前に下向した際、
立ち寄った朽木の地形が、
宇治の興聖寺に似ていた事に驚き、
寺を建立して興聖寺と名付けたという。


本堂」。
建立時期は不明ですが古くはないようです。
本尊の釈迦如来像坐像は… 続きを読む

滋賀県高島市 朽木陣屋跡

朽木家鎌倉時代より朽木庄を治め、
戦国時代の当主朽木元綱は、
織田信長豊臣秀吉徳川家康に従い、
その所領を守り続けました。
江戸時代初期の所領は9590石で、
僅かに1万石には達していませんが、… 続きを読む

滋賀県大津市 北小松宿跡

北小松宿西近江路の宿場町で、
南の木戸宿から2里8町、
北の河原市宿まで6里半10町の位置。


大津市北小松周辺。緑の線が西近江路で、
青くぼかした辺りが北小松宿。


北小松宿跡」。
古い家屋が多く残る北小松宿跡。
北小松は大津市の最北部の集落で、
江戸時代初期は幕府直轄地続きを読む

滋賀県高島市 河原市宿跡

河原市宿は古くからの宿駅だったとされ、
その初見は[宋雅道すがら之記]で、
応永34年(1427)に飛鳥井雅縁が、
越前国に赴く際の道中で立ち寄り、
しばらく過ごした旨が記されています。
江戸時代には大溝藩領だったようで、
西近江路の宿駅に指定されますが、
琵琶湖の湖岸から離れていた為、
陸運の要衝となっていました。… 続きを読む

滋賀県高島市 針江の生水

新旭町針江地区は豊富な湧水の出る地域。
この綺麗な湧き水を生水(しょうず)と呼び、
古来より大切に利用してきたようです。
針江の集落に巡らされている水路や、
その水を用水に利用したシステムは、
[川端(かばた)]と呼ばれているとのこと。


針江の生水」。
安曇川の伏流水が至る所で湧き出しており、
これを川端と呼ばれる循環システムで利用。… 続きを読む