花岡の集落より南東の高台を上ると、
花岡島津家墓所のある真如院跡があります。
享保9年(1724)に薩摩藩3代藩主島津綱貴は、
三男島津久儔に大姶良郷より6000石を与え、
花岡島津家を創設。
久儔は木谷村と… 続きを読む
「家老家」タグアーカイブ
長崎県長崎市 大音寺坂
長崎市賑町にある大音寺坂の名称は、
かつて坂上に大音寺があった事に由来。
元々坂上にはミゼリコルディア本部があり、
キリシタンの福祉施設となっていましたが、
後のキリシタン弾圧で破壊されたようで、
その跡地に大音寺が建立されました。
寛永15年(1638)に大音寺は移転し、
天満宮が置かれて天満坂ともよばれますが、… 続きを読む
大分県竹田市 岡藩一門家老家墓所
中川久貞墓所のある小富士山の東側。
道沿い約700m東に幾と、
岡藩の一門家老家の墓所があります。
「中川氏源久豊塔」。
一門家老中川久豊の墓。
名君とされる3代藩主中川久清の次男で、
4代藩主中川久恒の弟にあたります。
久清は久恒に家督を譲って隠居し、… 続きを読む
山口県岩国市 籌勝院
籌勝院は岩国市小瀬にある曹洞宗寺院。
湯原八幡宮の社坊だったようで、
慶長元年(1596)に吉川家家老香川春継が、
小瀬村を与えられて領主となった際に、
ここを実父香川光景の位牌所とし、
喜本院と称させたのが始まり。
春継もその子香川家景… 続きを読む
福岡県柳川市 台照院/立花政俊墓所
台照院は柳川市西魚町にある日蓮宗寺院。
初めは法華寺と呼ばれていましたが、
2代藩主立花忠茂の実兄立花政俊が葬られ、
その法名から台照院と改称されました。
「本堂」。
文政11年(1828)建立の本堂。
天井に… 続きを読む
福岡県みやま市 九品寺/立花茂高墓所
九品寺は瀬高町本郷にある臨済宗寺院。
寺の由緒は調べても判明しませんが、
古い寺であることは確かなようです。
この九品寺に立花帯刀家の墓所があります。
「本堂」。
古そうですが改修もされいる模様。
由緒もわからないので築年も不明です。
藩政時代に矢部川の治水事業に貢献し、
大きな業績を残した父子の墓が、… 続きを読む
福岡県みやま市 引接寺/立花茂之墓所
引接寺は瀬高町下庄にある浄土宗寺院。
文明11年(1479)に僧喰虎を開基とし、
はじめ遍光山の山号で創建されました。
瀬高地域の念仏根源として栄えますが、
享保17年(1732)の大火で全焼。
伽羅や寺宝を全て焼失しますが、
立花帯刀家3代立花茂之の援助により、… 続きを読む