高杉晋作まとめ」カテゴリーアーカイブ

おもしろきこともなき世

新年1発目の記事が、
おもしろきこともなき世」ってのも、
どうかとも思いますが、
試撃行」というブログ名のわりに、
晋作の記事が少ないので1発目くらいは、
晋作の話題にしようと思っての事。

一般的に晋作の辞世とされる上の句ですが、
おもしろきこともなき世におもしろく
おもしろきこともなき世をおもしろく続きを読む

第1回 晋作文化祭「狼煙は上海に揚る」

第1回 晋作文化祭と銘打った上映会が、
海峡メッセ下関で開催されたので、
興味があって行ってみました。

幻の映画[狼煙は上海に揚る]は、
昭和19年の日中合作映画で、
戦意高揚のプロパガンダ映画。
とはいえ稲垣浩監督、主演坂東妻三郎
共演月形龍之介梅熹続きを読む

山口県防府市 富海宿と船蔵

富海は長州藩領の小さな漁村でしたが、
船便での上方の玄関となっており、
また西国街道宿場町となって栄え、
多くの人々が行き交いました。


青でぼかした辺りが富海宿跡
緑の線が西国街道の街道筋。
ここが上方への玄関と云われる所以は、
富海が飛船と呼ばれる客船の拠点で、
ここからの海路が一番早かったから。
長州志士はここから上方を目指し、
他国からの志士もここに上陸しています。… 続きを読む

下関市上新地町 桜山神社(色々聞いてみた)

久々に桜山神社へ行きました。
今年やっと前原一誠が合祀されたらしい。

前原は松下村塾生奇兵隊にも参加し、
功山寺挙兵にも単騎で参加。
小倉戦争では参謀心得として、
総督である晋作の右腕となり、
晋作が退いた後は後任の参謀続きを読む

高杉晋作が生存!?

生存説があることは英雄の条件のひとつ。
源義経織田信長明智光秀などなど・・
西郷隆盛にも生存説がありますね。
悲劇の最期を迎えたこれらの英雄達は、
庶民の生きていて欲しいという願望から、
生き延びて大陸に渡った
という類の話が出来上がります。

上記の英雄達は亡骸が不明だったりして、
生きている可能性あるパターンですが、… 続きを読む

広島県三次市 高杉城跡

司馬馬遼太郎世に棲む日日において、
高杉晋作のルーツは、
 備後国三谿郡の「高杉城」である
としています。

事実、高杉家が藩に提出している文書も、
初代高杉小四郎春時の生国を、
備後国三谿郡高杉邑としており、
父は武田某となっておます。

これとは別に「高杉城」の城主は続きを読む