大分県」カテゴリーアーカイブ

耶馬渓と青の洞門

中津を流れる山国川の渓谷である耶馬渓は、
日本三大奇勝と称されており、
日本新三景にも選定された名勝です。
凝灰岩や凝灰角礫岩、
熔岩の侵食によってできた絶景で、
江戸後期までは山国渓と呼ばれていました。
ここを訪れた… 続きを読む

大分県大分市 大分懸護國神社

大分市街中央部の丘陵に、
大分縣護國神社があります。

ブログで何度も記していますが護國神社は、
明治政府が創建したものではありません。
殆どは幕末明治初期に創設されたもので、
部隊土地の名主がその創設者。
祀られる祭神も… 続きを読む

大分県竹田市 岡藩中川家墓所

岡藩初代藩主中川秀成は、
稲葉川対岸に御茶屋を建設しますが、
その完成を待たずに死去してしまいます。
跡を継いだ2代藩主中川久盛は、
建設中の御茶屋を菩提寺へと改め、
碧雲寺を建立しました。

以後、久盛以後の歴代藩主の墓所となり、
碧雲寺は岡藩の庇護を受けて繁栄します。


「… 続きを読む

大分県竹田市 岡城跡②

前回からの続き。
/②


三之丸跡」。
ここからが篭城用の空間となっており、
本来の山城といったところ。
広大な西之丸に比べるとかなり狭い。


蕃山先生頌徳碑」。
江戸時代初期の学者熊沢蕃山の碑。
蕃山は浪人の子として生まれましたが、
陽明学を学んで岡山藩に召抱えられ、… 続きを読む

大分県竹田市 岡城跡①

①/

岡城岡藩中川家の居城。
山城ながら100万㎡の大規模な城で、
諸藩が藩庁を建設する中、
江戸時代を通じて藩庁の機能を保ちました。
山城には敵の侵攻を妨害できると共に、
有利に攻撃も出来る利点があります。
しかし… 続きを読む