泰雲寺は山口市小鯖にある曹洞宗の寺院。
応永10年(1404)に大内盛見が建立し、
※盛見は大内家11代当主。
始めは闢雲寺と称したという。
大内教弘の時代に現在地に移転し、
※教弘は大内家13代当主。
教弘の菩提寺となっています。
その後に大内家は滅びますが、
小早川隆景の菩提寺となっており、
死後にその分骨が納められました。
奥方の… 続きを読む
「山口市」カテゴリーアーカイブ
山口県山口市 山口客館跡
文久3年に長州藩は萩の指月城より、
山口政事堂(山口屋形)に藩庁を移鎮。
それに伴い対外的な応接所として、
慶応3年に山口客館が完成しています。
「山口地方裁判所(山口御客屋跡)」。
現在の山口客館の跡は裁判所の敷地。
敷地内に山口客館跡碑があり、… 続きを読む
山口県山口市 山口宿跡
山口の発展は周防国守護職の大内弘世が、
居館を大内村から移した事に始まり、
急速に発展したとされています。
弘世は街並みを京都に似せて造り、
小京都や西の京と称されました。
やがて弘世は長門国も掌握し、… 続きを読む
山口県山口市 小郡宿跡
小郡宿は古くからの山陽道の宿場町で、
山陰道との追分でもあった為、
交通の要所として長州藩から重視され、
宰判勘場も置かれていました。
「御国廻御行程記 小郡」。
左右に続く道が西国街道で、
上へ至る道が山陰道(山口往還)です。
新山口駅北側周辺。緑の線が西国街道。… 続きを読む
山口県山口市 常栄寺
井上聞多が総督を務めた鴻城隊は、
長寿寺から常栄寺に本陣を移したとされます。
ただ常栄寺は当時、現在の洞春寺の場所にあり、
藩庁を萩から山口に移転する文久3年に、
移転して現在地にあった妙寿寺と合併。… 続きを読む