八橋宿は山陰街道の宿場町。
高比売命が当地に下向した際、
暗雲が立ち込め八匹の大蛇が現れたとされ、
まるで八つの橋のように見えたという。
高比売命が素戔嗚尊に加勢を念じると、
その八匹の大蛇は瞬く間に消失。
あたりは青天となったとのこと。
この故事から[八橋… 続きを読む
「家老家」タグアーカイブ
鳥取県米子市 総泉寺/池田由之墓所
総泉寺は米子市愛宕町にある曹洞宗寺院。
米子藩主中村一忠が父中村一氏の慰霊の為、
この地に建立した寺院と伝えられ、
有事の際には出城となるように、
その境内が築かれたともされています。
「本堂」。
本堂等の建物は天保13年(1842)の再建。
総泉寺にはこんな昔話もあります。
昔々… 続きを読む
鳥取県倉吉市 満正寺/荒尾志摩家墓所
満正寺は倉吉市にある曹洞宗寺院。
元禄12年(1699)に創建されており、
荒尾志摩家の菩提寺となっています。
「本堂と巨大星占盤」。
境内に入ると目を引く巨大な星占番盤。
満正寺に伝わる秘伝星占術を、
現代風にアレンジした[九曜星占盤]で、
性格… 続きを読む
島根県米子市 了春寺/荒尾但馬家墓所
了春寺は米子市博労町にある黄檗宗寺院。
その創建の時期は不明ですが、
当初は臨済宗の寺院だったようで、
西町の海岸亀島にあったとされ、
海禅寺と号していました。
その後の元禄年間(1688-1704)に、
荒尾但馬家により黄檗宗に改められ、
萬福寺末寺となって禅源寺に改称。
後に天災で倒壊してしまった為、
宝永年間(1704-1711)に現在地に移転し、… 続きを読む
島根県安来市 毛利元秋墓所
毛利元秋は毛利元就の五男で、
月山富田城の城将を勤めましたが、
天正13年(1585)に34歳で病死しており、
月山富田城下に埋葬。
元秋の家督は同母弟毛利元康が継ぎ、
この系譜が厚狭毛利家となります。
毛利元秋の墓所は月山冨田城の北東。
周辺の史跡には案内板が多く設置され、
意外と簡単に見つかりました。… 続きを読む
鹿児島県南日置市 日置御仮屋跡
日置郷は一所持大身分日置島津家の私領。
島津歳久を祖とする日置島津家は、
3代島津常久より日置郷に入封。
5代島津忠朝の頃に東郷に移封されますが、
6代島津久竹が領地替を願い日置に戻り、
以降は日置領主として続きました。… 続きを読む
鹿児島県鹿児島市 喜入肝付家墓所
喜入旧麓にある喜入肝付家の菩提寺玉繁寺跡。
元々は加治木にあったようですが、
肝付家の移封に伴って移転しています。
「喜入肝付家墓所」。
玉繁寺跡にある喜入肝付家の墓所。
県内他寺と同様に廃仏毀釈で廃寺となり、
喜入肝付家の墓所のみが残されました。
「〇〇了源居士… 続きを読む
