家老家」タグアーカイブ

島根県安来市 毛利元秋墓所

毛利元秋毛利元就の五男で、
月山富田城の城将を勤めましたが、
天正13年(1585)に34歳で病死しており、
月山富田城下に埋葬。
元秋の家督は同母弟毛利元康が継ぎ、
この系譜が厚狭毛利家となります。


毛利元秋の墓所は月山冨田城の北東。
周辺の史跡には案内板が多く設置され、
意外と簡単に見つかりました。… 続きを読む

鹿児島県南日置市 日置御仮屋跡

日置郷は一所持大身分日置島津家の私領。
島津歳久を祖とする日置島津家は、
3代島津常久より日置郷に入封。
5代島津忠朝の頃に東郷に移封されますが、
6代島津久竹が領地替を願い日置に戻り、
以降は日置領主として続きました。… 続きを読む

鹿児島県鹿児島市 喜入肝付家墓所

喜入旧麓にある喜入肝付家の菩提寺玉繁寺跡
元々は加治木にあったようですが、
肝付家の移封に伴って移転しています。


喜入肝付家墓所」。
玉繁寺跡にある喜入肝付家の墓所。
県内他寺と同様に廃仏毀釈で廃寺となり、
喜入肝付家の墓所のみが残されました。


〇〇了源居士続きを読む

鹿児島県鹿児島市 喜入御仮屋跡

喜入郷喜入肝付家の私領だった地で、
石高は3625石であったという。
※肝付家は他に河辺郡内に領地があり、
 合計5500石で一所持の家格。

肝付宗家は再三島津家と争っていますが、
諸流である家祖の肝付兼光は島津家に従い、
以後は代々重臣として活躍。
文禄4年(1596)に肝付兼三が入って以降、… 続きを読む

鹿児島県姶良市 総禅寺跡

総禅寺豊州島津家の菩提寺だった寺で、
文明年間(1469-1486)に島津季久が創建。
廃仏毀釈廃寺となっていますが、
その墓地のみが残されています。


招魂塔」。
明治12年に建立された招魂碑で、
西南戦争の帖佐出身戦死者のもの。
総禅寺墓地の入口に聳えており、… 続きを読む

鹿児島県霧島市 島津忠将供養塔

島津忠将相州島津家4代当主で、
垂水島津家の初代当主でもあります。
武勇に優れた人物だったようで、
兄で宗家15代当主島津貴久を補佐。
多くの戦いで武功を挙げており、
大隅肝付家日向伊東家の抑えとして、
要衝であった清水城の城主に就任し、
両家の動向に睨みを効かせていました。
永禄4年(1561)に肝付家が… 続きを読む

鹿児島県鹿屋市 市成御仮屋跡

市成は曽於郡南東部に位置する地で、
市成島津家1000石の私領。
その居館として御仮屋が建てられ、
支配地の行政を担っていました。


市成御仮屋跡(正覚寺)」。
市成御仮屋跡は正覚寺の境内。
国道504号線沿いに石垣が残りますが、
訪問時は時間が悪かったのか、
何故か交通量が多くて写真が撮れず。
上の写真は脇にある保育園の入口です。… 続きを読む