今更ながら本陣伊藤家の記事。
伊藤家は鎌倉時代よりの名家の家柄で、
室町時代、江戸時代には町の大年寄を務め、
町代官も務める指導的立場であったという。
参勤交代で訪れる諸大名の本陣も務め、
※伊藤家は東本陣で、… 続きを読む
「本陣跡」タグアーカイブ
熊本県玉名郡 南関宿跡
南関宿は筑後国と肥後国の国境で、
関所や御番所が置かれた他に、
熊本藩の御茶屋が設置されており、
領内巡視や参勤交代の宿所となりました。
南関町関町周辺。緑の線が街道筋で、
青くぼかした辺りが南関宿跡。… 続きを読む
滋賀県草津市 草津宿跡
草津宿は東海道の52番目の宿場町で、
東海道と中山道の合流地点でもあり、
大変な賑わいをみせた宿場町でした。
草津宿には2軒の本陣と2軒の脇本陣、
および72軒の旅籠があったとされます。
この他に旅人を迎える… 続きを読む
下関市唐戸周辺 赤間関宿跡
赤間関宿は山陽道(西国街道)の終点。
本州の西端に位置しており、
九州への玄関口にもなっています。
宿場の顔以外にも北前船の寄港地でもあり、
上方と北国を繋ぐ中継地点であった為、
大変な賑わいであったという。
「御国廻御行程記 赤間関」。
宿場は阿弥陀寺… 続きを読む
下関市吉田 吉田宰判勘場跡/御茶屋跡
長州藩は直轄地を宰判という行政区に分け、
代官を置いて行政にあたらせていました。
宰判には勘場と呼ばれた役所が設けられ、
租税徴収、治安維持、
裁判等が行われています。
吉田は山陽道と赤間関街道が交差し、
藩直轄地の最西に位置していた為、
役所として吉田宰判勘場… 続きを読む
山口県山口市 一の坂御建場跡
山陰の萩と山陽の三田尻を結ぶ街道萩往還。
いつか歩いてみたいと思いつつ機会が無い。
そのうち足腰が弱くなるかもしれません。
でも幾多の志士が歩いたその道ですので、
チャンスがあれば踏破したいものです。
萩往還は萩の唐樋にある高札場を起点に、
南北ほぼ直線に三田尻まで至る道で、… 続きを読む
福岡県宗像市 五卿西遷之遺跡
長州より九州に入った三条実美ら五卿は、
赤間宿に25日間滞在しています。
福岡藩家老加藤司書が出迎えたのですが、
加藤は帯刀していたようで、
滞在先に御茶屋には竹矢来が組まれており、
※囚人が逃げないようにする柵。
礼節を欠いた行為に五卿らは憤慨し、
薩摩藩に不満の手紙を出しました。… 続きを読む