豪徳寺は彦根藩井伊家の菩提寺。
元々は世田谷城主吉良政忠が祖母の為に、
開基した弘徳院という小さな寺でした。
ある時、井伊直孝が鷹狩りに出かけた帰り、
小さな寺の前を通りかかると、
門の前で一匹の猫が手招きをしていたので、
その門をくぐって寺に入りました。
すると突然雲行きが怪しくなって、
やがて雷雨となって雨宿りする事となり、… 続きを読む
「藩主家墓所」タグアーカイブ
東京都文京区 護國寺/盛岡藩南部家墓所
護國寺墓地には維新の元勲らの墓の他、
盛岡藩南部家の墓所もありました。
「正三位南部利剛墓(右)」、
「同夫人南部明子墓(左)」。
盛岡藩14代藩主南部利剛の墓と、
その妻で徳川斉昭の娘松姫(明子)の墓。… 続きを読む
青森県黒石市 保福寺跡/黒石藩津軽家墓所
黒石藩津軽家の墓所は保福寺跡。
跡ということは寺が無いということですが、
保福寺が廃寺になったということではなく、
平成3年に火災で焼失してしまった為、
市街より東の牡丹平へ移転しています。
「保福寺山門」。
焼失してしまった元の保福寺の跡は、
墓地が残されている他は更地となっており、
更地なだけに寺域の広大さがわかります。
「津軽家墓所… 続きを読む
青森県弘前市 長勝寺/弘前藩津軽家墓所
長勝寺は、津軽家の先祖大浦光信の死後、
子の大浦盛信が亡き父の菩提を弔う為、
鯵ヶ沢の種里に創建した曹洞宗の寺院。
大浦家が堀越城に移ると堀越に移転し、
※当主大浦為信は姓を津軽に改めています。
更に… 続きを読む
佐賀県佐賀市 鍋島家春日御墓所
佐賀藩10代藩主鍋島直正(閑叟)は、
文化11年に江戸桜田藩邸で生まれ、
明治4年に同じく桜田藩邸で死去し、
亡骸は麻布の賢宗寺に葬られました。
この春日山には遺髪納められていましたが、
平成11年に遺骨が賢宗寺より改葬され、
最後の藩主11代藩主鍋島直大… 続きを読む
千葉県佐倉市 甚大寺/佐倉藩堀田家墓所
譜代大名の墓所は江戸あることが多く、
佐倉藩堀田家墓所も江戸にあったのですが、
幕末の藩主5代藩主堀田正睦以降の墓は、
佐倉領内に建てられています。
「甚大寺」。
佐倉藩堀田家の菩提寺。
由緒は不明ですが山形にあったようで、
堀田家が転封された際に、
佐倉に移転してきたようです。… 続きを読む
福井県勝山市 開善寺/勝山藩主小笠原家墓所
譜代大名の墓所は江戸にあることが多い。
これは転封が多いせいかもしれません。
ですが勝山藩小笠原家の墓所は、
勝山藩領にある開善寺にあり、
初代より歴代藩主の墓が並んでいます。
「開善寺」。
開善寺は勝山藩主小笠原家の菩提寺で、
小笠原貞信が高須藩から移ったことに伴い、… 続きを読む