宿場町」タグアーカイブ

京都府京都市 中書島湊

中書島は四方を川に囲まれた場所で、
※南:宇治川、西:濠川、北/東:宇治川派流
脇坂安治中務少輔となり屋敷を建てると、
その役職の唐名[中書]から[中書様]と呼ばれ、
[中書様の住む島続きを読む

滋賀県大津市 北小松宿跡

北小松宿西近江路の宿場町で、
南の木戸宿から2里8町、
北の河原市宿まで6里半10町の位置。


大津市北小松周辺。緑の線が西近江路で、
青くぼかした辺りが北小松宿。


北小松宿跡」。
古い家屋が多く残る北小松宿跡。
北小松は大津市の最北部の集落で、
江戸時代初期は幕府直轄地続きを読む

滋賀県高島市 河原市宿跡

河原市宿は古くからの宿駅だったとされ、
その初見は[宋雅道すがら之記]で、
応永34年(1427)に飛鳥井雅縁が、
越前国に赴く際の道中で立ち寄り、
しばらく過ごした旨が記されています。
江戸時代には大溝藩領だったようで、
西近江路の宿駅に指定されますが、
琵琶湖の湖岸から離れていた為、
陸運の要衝となっていました。… 続きを読む

滋賀県高島市 今津宿跡

今津宿西近江路の宿場だった地で、
加賀藩飛地であったようです。


JR近江今津駅周辺。緑の線が西近江路で、
青くぼかした辺りが今津宿跡。


今津宿の町並み」。
浜通りには往時の雰囲気が残っています。
加賀本領と京都大坂続きを読む

福井県三方上中郡 熊川宿跡

鯖街道小浜京都を結ぶ街道の総称で、
特定の街道を指すものではなく、
何本もの街道を表す広義の呼称です。
主に海産物の輸送に使われましたが、
最も盛んに輸送されたのがだった為、
鯖街道と呼ばれました。
今回訪問するのは鯖街道の中で、
最も有名な熊川宿跡続きを読む

福岡県北九州市 阿蘭陀宿大坂屋跡

出島カピタン(蘭国商館長)は、
定期的に江戸参府し、
日蘭貿易の御礼を行っていました。
その行程は約90日も掛かる旅で、
宿泊には各宿場本陣等が使用されますが、
通常は一泊のみの慌ただしいもので、
大名の… 続きを読む

広島県廿日市市 廿日市宿跡

廿日市宿西国街道の31番目の宿場町。
廿日市は古くは廿の浦と呼ばれ、
鎌倉時代厳島神主藤原親実が移住して栄え、
毎月廿日に市が立つようになった為、
廿日市というようになったとのこと。
西国街道の宿場として馬15頭が置かれ、
旅館が建ち並んでいた他、… 続きを読む