【史跡訪問】」カテゴリーアーカイブ

島根県江津市 郷田宿跡①

①/

郷田(現江津本町)は古くからの交通の要所で、
北前船の寄港地でもありながら、
天領米の積出港でもありました。
その川岸には4~50隻の帆船が林立し、
近隣の港で入港待ちをする船がある程、
混雑ぶりであったとされています。


天領江津本町甍街道(現地案内地図)」。
(いらか)とは… 続きを読む

島根県益田市 夢の墓

嫁さんの実家である益田市に、
[夢の墓]というパワースポットがあると知り、
年明け早々に行って見ました。

夢の墓は益田市西側の戸田町にあります。

参道両脇は垣根となっていますが、
これは参拝者奉納の杖であるとのこと。

戸田町在住の伊藤義夫続きを読む

山口県萩市 下田萬村

吉田松陰は嘉永2年6月に、
萩以北の海岸線を巡視しています。
これについて書かれた松陰の日記は無く、
僅かに代官の簡単な報告書が残るのみで、
その詳細は殆ど判りません。

嘉永2年6月28日~7月1日の間で、
松陰は江崎浦田萬村を巡視したらしい。
江崎浦には松陰が宿泊したと伝わる家もあり、
現在も漁港として残りますが、
田萬村については下田万と… 続きを読む

山口県萩市 西法寺/前原一誠供養塔

明治9年にで挙兵した前原一誠らは、
県庁襲撃の計画が察知されたことを受け、
東上して天皇へ直訴する事とします。
越ケ浜より海路で東京を目指しましたが、
悪天候の為に江崎浦に寄港。
そこで近親者処罰の虚報を聞いた為、
急いで萩に戻りました。
しかし萩では… 続きを読む

山口県萩市 深江九郎(富樫分周)墓所

松下村塾の塾生の殆どは防長出身者ですが、
唯一安芸国の出身者がいました。
それが富樫分周という加計の医家の子で、
広島の儒学者坂井虎山に師事した後に、
柳井の勤皇僧月性に学んでおり、
その伝手から松下村塾に入門しています。

今回はその富樫分周の墓所を訪問。… 続きを読む

山口県萩市 江崎浦

江崎浦は深い入江の奥にある天然の良港で、
阿武郡18郷の米積出港となっていました。
北前船西廻航路が開設されると、
商業港としても重要性を増し、
寄港誘致の為に定期的に芝居が開かれ、
更に津和野藩に港の使用を許可した為、
長州藩続きを読む

福岡県久留米市 眞木家家廟

水天宮の北側にあたる長門石橋の西詰に、
眞木家の家廟があります。
同家は代々水天宮の宮司を務めた家系で、
初代は平知盛の孫平右忠とされており、
16代忠左衛門重臣の頃に眞木姓に改称。
眞木和泉保臣は水天宮22代宮司でした。


眞木家家廟」。… 続きを読む