現龍院墓地にある三枝守恵の墓所。
大名ではありませんが徳川家光に殉じ、
慶安4年(1657)4月20日に殉死しています。
「静心院殿一無了性大居士(右)」、
「珪室常光禪定門(左)」。
旗本寄合席6000石三枝守恵の墓と、
その家臣秋葉又右衛門の墓。
守恵は元和2年(1616)に家光の小姓… 続きを読む
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東京都台東区 現龍院墓地/内田正信墓所
現龍院墓地にある内田正信の墓所。
彼は3代将軍徳川家光に引き立てられ、
800石の旗本から大名となった人物で、
家光に殉じて切腹して果てています。
「理明院殿光徳徹宗大居士」。
小見川藩内田家初代内田正信の墓。… 続きを読む
東京都台東区 現龍院墓地/阿部重次墓所
源流院墓地を再び訪問。
前回は施錠されていたので諦め、
門のみを撮影して帰りました。
東京都台東区 現龍院墓地
後で調べると開けて貰えるとのこと。
そういう訳で再度来た訳ですが、
ネットでの情報ですので、
本当に今でも開けて貰えるのか?
不安を抱きつつ源流院へ行きました。
「現龍院」。
現龍院は寛永寺の子院の一つで、
権大僧都什誉が創建しました。
開基は… 続きを読む
東京都台東区 津藩藤堂家墓所
津藩藤堂家墓所が上野動物園内にあります。
初代藩主藤堂高虎は徳川家康の信任を得て、
津藩32万石の大大名に昇進。
忍ヶ岡に江戸下屋敷を構えていますが、
寛永寺の建立に伴い土地を明け渡しました。
藤堂家は寛永寺の支院として寒松院を建立し、… 続きを読む
東京都中央区 熊本新田藩上屋敷跡
■熊本新田藩■
熊本藩3代藩主細川綱利の弟細川利重が、
蔵米3万5000石を分与され立藩。
維新に熊本藩の高瀬町奉行所を仮藩庁とし、
高瀬藩として届けられました。
明治3年に正式に高瀬陣屋を建設しますが、
熊本県玉名市 高瀬陣屋跡… 続きを読む
東京都墨田区 椎の木屋敷跡
■平戸新田藩■
平戸藩5代藩主松浦棟の実弟松浦昌が、
蔵米1万石を分与されて立藩。
領地経営は行われませんでしたが、
維新後に平戸藩の御館を藩庁として届け、
長崎県平戸市 松浦史料博物館
館山藩と改称されていますが、
実態は無く明治3年に平戸藩に併合されます。
平戸新田藩上屋敷… 続きを読む
東京都港区 小倉新田藩上屋敷跡
■小倉新田藩■
小倉藩2代藩主小笠原忠雄が、
実弟小笠原真方に1万石を分与して立藩。
3代まで参勤交代をしていたようで、
江戸屋敷と小倉城下の屋敷を往復しており、
知行地は持っていたと思われますが、
行政は小倉藩に取り仕切られていました。
後に定府大名となって蔵米支給となりますが、
明治2年に千束陣屋を構えて千束藩と改称。… 続きを読む