第21回「別れの唄」。
西郷と愛加那の間に男の子が生まれます。
菊太郎という名を付けようという西郷に、
龍佐民の「菊太郎」ではなく、
「菊次郎」という名にするべきだという意見から、
生まれた子の名前は「菊次郎」となります。
鹿児島では、大久保が異例の出世を遂げ、
名を「大久保一蔵」と改める。
近々京都に兵を挙げ、西郷も連れ戻されるという。
そして、西郷が頼んでいた砂糖車の鉄の車輪が運ばれ、
同時に大久保も奄美大島にやってきました。
車輪・・めっちゃ重そうですね。
歯車ちゃんと合うんでしょうか?
というか鉄製にして重量で他の部品が潰れないかな?
大久保は西郷に薩摩に戻れというが、
西郷はこの島に残るという。
薩摩には金があると思っていたが、
実はこの島から搾り取っていたのだと知り、
でも、砂糖は全部取られるが、
海には魚がいるし、山には猪がいる。
島の者は優しいし、ここは自分にとって天国だという。
あれ?地獄みたいな暮らしだったんじゃなかったっけ?
さっき心配していた鉄の車輪は、
上手に砂糖車にハマってました。
でも鉄製だから海辺で使ってると、
簡単に錆びてしまうでしょうね。
大久保は何度も待ってると念を押し帰ります。
愛加那は西郷が帰ってしまうのではないかと思い悩むが、
西郷が島に残りたいという書状を書いているのを見て、
薩摩に帰れと告げて家から出ていきます。
「しばらく帰って来ませんでした」というナレーションに、
ええ?っと思いましたが、佐民の家に居るようです。
西郷は愛加那を見つけ「話がある・・」と告げますが、
愛加那は「わかった。薩摩に帰るんだね」と先に言うと、
西郷は一呼吸置いて「じゃっどん。必ず戻ってくる」という。
あれれ?いつ帰るつもりになってたの?初めから?
西郷の葛藤のシーンが無いから、
ただ言いづらかっただけに感じますね。
優しいだけの男は、時に女を不幸にします。
で、西郷が島から出て行くシーン。
奄美大島に古くから伝わる旅立つ人を送る歌の大合唱。
愛加那の悲しい気持ちに追い打ちを掛けます・・・・。
今回の西郷はただの優柔不断男にしか見えませんね。
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