第33回「糸の誓い」。
寺田屋事件からスタート。
寺田屋に坂本龍馬と一緒にいたのは、
長府藩士の三吉慎蔵らですが、
顔もほとんど映さず紹介テロップも無し。
槍を持っているので一応三吉のようです。
九死に一生を得た龍馬は薩摩藩邸に匿われ、
西郷、大久保の勧めにより、
西郷と共に薩摩へ向かいます。
西郷と龍馬と妻お龍は西郷邸へ。
お龍は寺田屋での武勇伝を家族に話します。
百人の捕方に囲まれたと盛っていますが、
実際には30人前後だった模様。
伏見奉行所は与力10名、同心50名なので、
MAXで60人しか動員できません。
但しお龍が盛って話すクセがあるのは事実。
拳銃の話も出ましたが、
高杉晋作に貰ったなんで言いませんし、
助けを求めたのが三吉だとも言いません。
その話を聞いて糸は、
夫と行動できるお龍を羨ましく感じる。
龍馬は薩摩に連れてきた理由を聞くと、
西郷は「さすが坂本さぁ・・」と話し出す。
英国公使パークスが薩摩を訪問するので、
もてなす知恵を貸してくれとの事。
なんじゃそりゃ?もっと重要な事かと思った。
龍馬とお龍は新婚旅行。
高千穂に男装で登った事などを語りますが、
実は霧島での湯治旅行には、
何人かの薩摩藩士も同行していたようです。
ま、そりゃそうですよね。
西郷と龍馬が外国の酒を飲んでいると、
小松帯刀が現れて長州征伐開始を伝え、
「幕府軍は烏合の衆で、
訓練された長州の敵ではないと言う。
いやいやそんなことなかったと思いますよ。
結果的に長州は勝つんですけど、
この時点てそれがわかる小松すげえ。
じゃあなんで急いで来たんでしょうね。
龍馬は見てきてやると提案。
様子を見に行くの?
銃を届けるとかもっとあるでしょ??
朝早く龍馬は出発。糸がそれをみつける。
長州は戦をやってるので、
お龍は連れて行けないと一人で出かける。
そのすぐ後にお龍が起きてきて、
龍馬がいないと叫ぶ。糸は止めますが、
「自分の命は好きなように使わせてもらう」
とお龍は言い、その言葉に糸は、
何故か心を動かされたようでお龍を送り出す。
水川あさみの憎たらしい感じの表情と声が、
お龍に合っていると思うのは僕だけ?
ちょい露骨にKYすぎる気もしますが、
お龍ってこんなだったような気がします。
長州征伐が開始されますが、
小松の発言により切迫感無し。
井上聞多殿率いる長州勢がって言ってますが、
聞多は芸州戦争に参加してますが、
率いるってほどでも無い。
まず聞多は軍人じゃないんでね。
その数わずか1000と言っていますが、
2000人位です。
ま、この辺はどうでも良い話ですね。
一方で薩摩に英国公使パークスがやってくる。
もてなしの宴が数日続けられましたが、
パークスは怒って帰るという。
で、英国の軍艦に西郷が乗り込み直談判。
パークスは藩主にしか会わないといいますが、
西郷は藩主は女王のようなもので、
このような場所に連れて来れるか?と説得。
これはうまい言い回しですね。
で、パークスの怒った原因は、
宴ばかりで重要な話が無いからという。
そんな事かい!って思いますがそこはドラマ。
西郷とパークスが直接話す機会を与える為。
家に戻った西郷は糸とのわだかまりを無くし、
糸は懐妊するのでした。
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