第2回「立派なお侍」。
西郷は元服をして名前を吉之助に改めます。
郡方書役助を務め年貢の徴収を行いますが、
百姓ら不作で年貢が収められないと嘆く。
そこにへ借金取りがやって来て、
借金の形に娘を連れて行こうとする。
これをみかねた西郷は、
自分のお金を渡しますが全く足りない。
さらに上司のワイロまで無理やり取って渡し、
その場をしのぎましたが、
自分の給金を渡してしまった西郷は、
家に帰って父吉兵衛に怒られてしまう。
城では嗣子島津斉彬と藩主島津斉興が対立。
斉彬は沿岸の備えに不備を進言しますが、
斉興は気に食わない様子。
何故そこまで異国を脅威としているのか?
花燃ゆの吉田松陰を彷彿とさせますね。
島津久光はアホっぽいけど、
人が好さそうに見えます。
大久保正助が昇進したとお祝いの会が催され、
師の赤山靭負も糸を連れてやってきます。
西郷は斉彬が藩主となれは、
農民達の暮らしは良くなると話しますが、
斉興が弟の久光に継がせる考えがあると知る。
異国にばかり目が行っているような斉彬が、
農民の事を考えるようには思えませんが・・。
西郷は 家老の調所広郷に嘆願し、
年貢の取り立て方法変更の許しを得る。
喜び勇んで農民達のもとに向かうが、
農民達の隠し田を見つけて困惑。
悩んだ末に斉彬と会うこと赤山に相談。
そこで斉彬が江戸へ立つ事を聞かされます。
意見書を持ち斉彬のもとに向かいますが、
百姓の娘が借金取りに連れて行かれたと知り、
借金取りの前でなんと土下座!
武士が簡単に土下座をしてはいけませんねぇ。
しかも相手は町人?です。
娘は家族の為に喜んで売られていくと言い、
西郷は悔し涙を流しました。
薩摩藩は八公二民の課税だったそうですが、
二毛作が標準だったようです。
当時の薩摩は火山灰の影響からか、
基本的に米の出来は悪く、
米の収入は73万石のうち1/3程度で、
他は大豆や麦などの穀物だったといいます。
またサツマイモ栽培に適した土壌だったので、
その栽培で農民が飢える事は無かったらしい。
薩摩藩の農政について詳しくないので、
よくわかりませんが・・・。
民の貧しさを全面に出しての話でしたが、
西郷のモチベーションの根本を、
民の為という事にするつもりでしょうか?
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