第9回「江戸のヒー様」。
松田翔太演じる徳川慶喜が登場!
遊郭の常連「ヒー様」として西郷と出会います。
いやいや・・・これは本当に大河ドラマなのか???
西郷は島津斉彬に従って江戸へ。
薩摩藩上屋敷では「38番」という番号で呼ばれます。
薩摩藩ではそういう仕組みなの?囚人みたいですねぇ。
小姓組組頭より「門限破りは厳しく罰する」という、
今回の複線だろうなという訓示を与えられます。
与えられた長屋で、大山格之介と有村俊斎に再開。
江戸城では、開国か攘夷かの会議が行われ、
佐野四郎演じる井伊直弼の一言で開国決まります。
篤姫は斉彬の嫡男虎寿丸と遊んでいますが、
この虎寿丸はその後、6歳で死去してしまいます。
相撲をしようという虎寿丸に、
篤姫は自分より強い男がいると西郷を思い出す。
そこへ斉彬が現れ、篤姫は西郷は藩邸に居るのかと聞く。
虎寿丸は西郷がどんな男かと尋ね、やっつけると息巻き、
再び篤姫と相撲の稽古をして遊ぶ。
その様子を見た斉彬は「こんな明るくてまっすぐな娘に、
徳川の御台所は務まるのかのう」とつぶやきます。
篤姫が適任だから選んで養女にしたんじゃないの?
大山と有村は西郷の歓迎会で、品川宿へ。
嫌がる西郷を連れて磯田屋に入ります。
遊女らを見た西郷は、帰ろうとして席を立ち、
廊下で別の遊女にぶつかってしまう。
西郷は謝りますが、ぶつかられた遊女はなんと、
第2回で借金のカタに売られていったふきでした。
・・・なんとまあ・・・。
ふきとの再会で席に戻った西郷でしたが、
店の人から「御贔屓のヒー様がお呼びだ」と呼ばれる。
この店はキャバクラ形式のシステムのようですね。
「ヒー様」の名を聞いた他の遊女らは、
自分らも行きたいと言い出す。
客商売でその態度は御法度ですね。
大山らは俺らも客だぞと止め(ごもっとも)、
ふきはそれならみんなで行こうと言い出します。
・・絶対ダメだって!
行ってみた部屋では、
ヒー様がホステスさん達(笑)に似顔絵を描いていました。
ふきは、ヒー様に西郷の似顔絵を書いてほしいと頼み、
ヒー様は渋々似顔絵を描きだす。
BGMは70年代風の軽快なサウンドという演出・・・
松田翔太の父松田勇作のドラマみたいですね。
出来た似顔絵は牛に西郷の顔を付けたものでした。
西郷は不満だが大山らは似てると盛り上がる。
そこへタチの悪い客がやってきて、
遊女の一人に
「ワシらの相手をしないなら今まで払った金返せ」
という。・・それは無理でしょう。
コイツらは普通に出禁です。
ヒー様は金を放り投げてさっさと帰れと言う。
カッコいいですねぇ。
そして、西郷に身代わりを押し付けてさっさと退散。
軽快な70年代風サウンドと共に乱闘が始まります。
これ、大河ドラマ??
品川宿からの帰り、門限破りを見つかった西郷は、
罰として屋敷内の掃除をさせられる。
学生寮のようですねぇ。
ある日、斉彬の側近に呼ばれ「御庭方役」を命じられる。
そして毎日庭掃除に勤しんでいると斉彬が現れ、
書状を水戸藩邸に届けるように頼まれる。
西郷は水戸藩邸に赴き、徳川斉昭に謁見。
斉昭は読んだ後に、その書状を西郷の前で破く。
これを非礼と見た西郷は、斉昭に食って掛かるが、
斉昭は書状を破くということは、
内容を自分の胸に留めるという事と説明。
・・回りくどい事をされますなぁ。
そこへ斉昭の子慶喜が登場。
その人物は品川宿で会ったヒー様でした。
西郷は慶喜をヒー様と呼ぶというKYぶりを発揮。
もちろん否定されます。
・・・・いや~。なんだろ?この大河らしくない演出。
町人に扮するお殿様。売られた遊女との再会。
時代劇の定番設定ですが、
大河ドラマでやっちゃっていいのか??
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