第29回「三度目の結婚」。
西郷は薩摩に凱旋。
藩主島津忠義に謁見し、お褒めの言葉を頂きます。
島津久光も仕方なく西郷に「大義であった」と声を掛ける。
この辺の久光の西郷嫌い度合は良い感じだなと思います。
演じる青木崇高はいい味出てますね。
西郷は大久保に討幕の意志を告げますが、
大久保は孤立を恐れ西郷の協力要請を否定します。
西郷は実家へ帰宅。
皆は西郷に嫁を娶るように促しますが、西郷にその気はない。
家族は嫁候補を募集し、西郷家には未婚女性が集まってくる。
帰宅した西郷はその状況に呆れますが、
そこへ沖永良部島で知り合った川口雪篷が現れます。
西郷は雪篷を招き、雪篷は西郷家の世話になる事となる。
翌日、西郷は久光に呼び出され、
「参勤交代が復活したのはお前のせいだ」と言われますが、
西郷はそのとうりだと謝罪。
以外な展開に久光は驚き、大久保に尻拭いせよと命じる。
大久保は西郷の態度の真意を問いただすと、
西郷は長州藩の味方をすると言う。
そこへ桂久武が現れて「嫁を貰え」という君命を伝える。
大久保が帰宅すると、妹琴が西郷の嫁取りの相談に来ていた。
大久保は西郷にそんな暇はないと言いますが、
糸の事を思い出して妻を通じて西郷に糸を引き合わせます。
ま~しつこいくらいに西郷の三度目の結婚を正当化してますね。
現代の感覚においては仕方ないんでしょうけどねぇ。
優しい西郷が島嫁の存在がある中で、糸を嫁にする正当性を模索し、
「志をわかってくれる同志として」という事で落ち着きました。
ま、そんなとこですかね。
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