第10回「篤姫はどこへ」。
水戸徳川家への訪問の件を、島津斉彬に報告した西郷。
斉彬は西郷に一橋慶喜と昵懇になれという。
一橋家当主のはずの慶喜は、品川宿はもちろんですが、
実家水戸藩の江戸屋敷にも普通に出入り自由。
相当自由が訊く環境ですねぇ。
そりゃ将軍になんて、なりたくないでしょうね。
篤姫の許には、実父島津忠剛の死去の報が届きます。
西郷はヒー様の正体を確かめるべく品川宿磯田屋へ。
ヒー様は来てるかと尋ね、案内してもらう西郷。
このヒー様はかなりの常連ですね。
しかもまた何人もはべらかせて絵を描いています。
相当目立つし不審ですよね。幕府探索方が嗅ぎ付けそう。
そのわりに正体をバラした後は、
西郷の声がデカいとたしなめています。
「どなたかお医者様は居ませんか?」と、
飛行機の機内でのベタなドラマの展開のような状態が発生。
お玉ちゃんが倒れたということで、
謎の医者が現れて、いきなり腕に傷をつける。
「瀉血」という西洋の療法だと、したり顔で言うのですが、
現在では基本的には医学的根拠の無いもののようです。
・・でもお玉ちゃんは回復してます。
のぼせの類との診断ですが、何の病気だったんだ??
西郷が慶喜は将軍になりたくないと言っていると、
斉彬に報告していると、篤姫が行方不明だと知らせが入る。
斉彬は西郷に篤姫の捜索を依頼し、
西郷は篤姫の着物を着る町娘を見つけ、
その娘よりくたびれた着物と交換したと聞く。
町娘は何故か滅茶苦茶な着方をしており、
探し出した篤姫はきっちりと着ているという不思議な状態。
海に向かい「父上~!」と叫んですっきりしたご様子でした。
薩摩藩邸に帰った篤姫は斉彬に謝罪。
斉彬は篤姫に将軍家の御台所になれと告げる。
そして幾島の登場。薩摩弁が気に食わないご様子。
西郷は篤姫付用人を任命される・・そうですか・・・。
で、幾島の篤姫教育がスタート!
御台所になるのに出世すごろくに意味があるのか?
お辞儀やお琴、薙刀の稽古など、武家の嫁になるような訓練。
(まあ将軍も武家ですが・・)
一応、篤姫は今和泉家で育っているので、
基本的は武家の娘の教育は受けているんじゃないの?
男女の秘め事はどうか知りませんが・・。
で、西郷は品川宿であった謎の医者の訪問を受ける。
謎の医者は橋本佐内と名乗り、ペラペラを密命だの、
例の企てなどいろいろ説明してくれる。
斉彬は「衆議一致」を提唱しているようです。そうなんだ・・・。
徳川家定はバカ殿ぶりを発揮してますが、
ピース又吉はなかかなバカっぷりが板についてますね。
芥川賞受賞者ってこんな人が多い・・・。
篤姫の輿入れの真相(?)を知った西郷は、斉彬を問いただし、
斉彬は「篤姫は不幸になる」と告げました。
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