花燃ゆ20

第二十回 「松陰、復活!

大阪都構想は残念でしたね。
大阪市民じゃないので関係ないのですが、
地方が変われるチャンスだったので、
仮に今回可決されていれば、
他の地域も面白い事になっていたかも?
反対派の言う事ももっともだと思います。
ですが未来を考えるととても残念。
大阪市民の半分は先の未来よりも、
近い将来の無難を取ったということですが、
でも残りの半分は変革を求めてたのですね。
大阪市民を見直しましたよ。
橋下市長引退されると言っていますが、
発言どおり引退していただきたいですね。
そうすれば彼は吉田松陰となれます。
司馬遼曰く[革命には3段階必要である]。
第一段階の草創期の役割は果たしました。
今回の失敗で収束せずに、
第二段階の過渡期に結びつけて欲しい。
橋下市長は自らではなく、
後継者たる革命家に志を託してほしい。
また第三段階の収束期に必要な、
伊藤や山縣のような調整家の育成も、
決して怠らないで頂きたい。
この一二三段階がうまく機能すれば、
都構想も別な形で成し得る事も、
もしかしたら出来るかもしれませんね。

さて前置きが長くなりましたが、
花燃ゆ」第二十回です。
今回は突っ込みどころ満載でした。
内容としては面白かったんですけどね。

藩論が[公武合体]から[破約攘夷]に変わり、
公武合体を主導した長井雅楽が失脚します。
久坂の謹慎が解かれ晋作が上海から帰還。
上海スルーは予想できた事ですね。

晋作の妻と文がいつの間にか仲良くなり、
それだけでなく松下村塾を手伝ってる。
結構めちゃくちゃですが、
ここでピンときました。
ははぁ~なるほどね。
正妻で浮気されたもの同士で、
結託するって複線だな。
雅の奇抜なキャラはそういう意図??

またどうも辰路が悪者で描かれるようです。
利用するために近づいて、
結局惚れて子供作っちゃうパターン?
この役なら降板したヒロスエ、
いい演技したんじゃないでしょうか?
ちょっと残念ですね。
まあ鈴木杏に期待しましょう。

小田村伊之助が活躍しすぎじゃないかな?
岩国藩長府藩を説得します。
何度も言いますが小田村は事務方の人間。
周旋家ではないのです。
その功績で松陰の罪が許されるのですが、
いくら後の文の夫だからって、
あまりにも活躍させすぎでしょ?
岩国藩(岩国領)と本藩の微妙な関係も、
語って欲しかったし・・・。

今回[なんでやねん!]と思ったのは、
英国公使館焼き討ちの件。
なんで伊藤が発案して主導権握ってる?
これはクレーム出るんじゃないかな?
伊藤の能力は周旋力です。
発案力やリーダーシップではない。
この時期の伊藤に花を持たせる意味は、
まったくないと思うのですが・・。

ただいま 5 そうせい!
↑久々のそうせい!でした。

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