第八回 「熱血先生、誕生」
とうとう期待と不安の松下村塾編ですね。
久坂、高杉、吉田、入江のF4・・・・四天王も登場です。
文は松陰に、塾をしろ塾生は自分が連れてくると息巻いてますが、
結局誰にも相手にされず。
いや~素晴らしいですね。この歴史に関わる風全く関わってない演出(笑)。
今回は久坂の入門のエピソードです。
どんな入門の仕方をしたかなど、文献があるわけがないので創作なのですが、
久坂の今回のような激しい入門の仕方は珍しいですね。
高杉晋作の入門の場合、久坂を褒めて対抗心を煽ったというような話は、
晋作を題材にした小説によく登場しますけどね。
さて、その晋作が初登場。萩の町を遊女連れでした。
う~ん。後に江戸、京都、長崎、下関とブイブイいわせる晋作ですが、
地元じゃそんなことしないと思います。
狭い萩の町で、大組の子息がそんなことしたら、
たちまち噂になって、父の小忠太から外出禁止にされてしまうでしょう。
破天荒ながら父には逆らえず、自らも武家の誇りを重んじている晋作は、
白昼堂々そんな真似はできなかったはずです。
そんな高杉晋作役は、高良健吾。僕は意外と期待しています。
似合っていると思いますよ。久坂役の東出とのバランスもいい。
晋作という人物は、ただの破天荒ではなく、
意外と旧時代的なところもあり、武士というものを馬鹿にしなから、
武士というものに誇りを持っている。
こういうところをしっかりと勉強して、演じきってほしいなと思っています。
寿は椋梨の妻美鶴に招待され、高価な着物を貰ったりしています。
椋梨家はそんなに裕福な家ではないはずなのですが、
このドラマでは、寄組や大組レベルの家という設定のようです。
本当は遠近附士の家柄で、吉田家や玉木家より家格は下なんですけどね。
寄組に椋梨家がありますが、藤太の椋梨家とは親戚ではありますが、
違う椋梨家なんです。たしかに藤太は右筆や政務座役どの重職を努めましたが、
家自体は裕福ではなかったはずですが・・・。
来週は高杉晋作のお話ですね。
頼むぜ!高良健吾!
ただいま 2 そうせい!
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