花燃ゆ32

第三十二回 「大逆転!」

奥には相変わらず情報通が多く、
高杉ら諸隊の動向が筒抜けです(笑)。
椋梨よりも情報が入るんじゃないか?
優秀なお庭番でもいるのでしょう。

美和は牢から出されて、
銀姫を守れと命令されます。
晋作らが仮に萩に攻めてこようとも、
奥御殿に手を出すとも思えません。
中世ヨーロッパの様に、
姫をさらうドラゴンが魔王が、
攻めてくる様な感覚です。
たしかに晋作はアーネスト・サトウから、
魔王」と形容はされましたが・・・。

そしてロクデナシの美和は、
またまた意味不明な行動に出る。
晋作の妻を奥に潜り込ませます(!)。

僕もこの辺よくわからないんですが、
高杉小忠太ら家族は決起後、
どういう扱いを受けていたのか?
天狗党の乱での水戸藩の殺戮からすると、
長州内訌戦は相当ぬるい。
長州藩自体がぬるいともいえますが・・・。

雅を潜り込ませたという創作は良いとして、
美和が晋作の子を廊下であやしてるから、
都美姫に見つかってしまいます。
そりゃそうだろ?
一体何がしたいんだかわかりません。

大田江堂の戦いは一進一退の攻防。
杉梅太郎が和平の使者として来ますが、
帰り道に椋梨の放った刺客に襲われます。
梅太郎が鎮静会議員として、
内乱の終息に尽力したのは事実ですが、
使者として出向いてはいません。
史実では桜井三木三香川半介
冷泉五郎江木清次郎の4人が、
鎮静会議員代表として派遣されますが、
この時点で既に椋梨ら幕府恭順派は、
更迭させられています。
この4人が山口からの帰路、
先鋒隊士(萩正規軍)ら8名に襲われ、
桜井、香川、冷泉が斬殺されました。
残る江木清次郎も深手を負いましたが、
なんとか逃げ延びています。

美和は梅太郎が襲われた事を知り、
殿様に直訴しようとして、
都美姫にさえぎられます。
「またお前か!」・・・
いやほんとやりすぎだって!

ただいま 10 そうせい!

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