第四十回 「二人の母」
ちょっと一旦時系列を確認しましょう。
元治元年 久坂玄瑞死去。
秀次郎誕生。
慶応元年 道明(久米二郎)、久坂家を継ぐ。
杉百合之助死去。
文(美和)、銀姫付女中となる。
明治二年 品川弥二郎が秀次郎を、
久坂の子と認定。
諸隊の反乱。
明治三年 諸隊の反乱鎮圧。
辰治再婚。
楫取素彦、二条窪に移る。
美和、銀姫の御側女中になる。
明治四年 毛利敬親死去。
明治五年 楫取素彦、足柄県に赴任。
明治九年 楫取素彦、群馬県令。
萩の乱。
明治十三年 秀次郎、久坂家を継ぐ。
[花燃ゆ]が今一体何年の話なのか・・・。
とにかく秀次郎が杉家に来ました。
ヤンチャな秀次郎に杉家では手を焼きます。
玉木文之進も松陰をシバいていたのに、
丸くなられたもんです。歳でしょうか?
一方で楫取は二条窪の開墾に精を出します。
前も言いましたがこんな岩場を、
一から開墾するのは無理でしょう。
二条窪はこんな場所ではありません。
新政府には長州人しかいないようで、
木戸、伊藤、野村の3人は、
「あの人が居たならば・・・」と、
楫取素彦を欲します。
まるでスーパーヒーローですね。
秀次郎はいつの間にかいい子になって、
読み書きや手伝いが出来るようになります。
こんな早くにおりこうさんになるなら、
最初のヤンチャな設定いる?
で、なぜか辰路に秀次郎を返す。
なにそれ?
おいおいせっかく馴れたとこなのに・・・
子供の心をもてあそびすぎ!
なにこの回?
厄介な秀次郎という存在を、
物語的に処理する回だったのね・・・。
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